ふるさとの風景 / 路地@島根県松江市 |   + Mother Lake +

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片江を通る幹線道路はただひとつ、県道37号松江鹿島美保関線。
松江市街地から隠岐航路の発着港七類港をむすぶ県道、これが東西に走り抜けています。
途中には離合困難区間も多数.....特に片江入口バス停付近は難所中の難所といわれております。

この県道以外はほぼすべてが路地。
当然のことながら車の離合などできるはずもなく.......ご覧の通りです。
漁業の町ですので、こんな路地ばかりでもなんの不便もありませんでしたが....やはり車社会となるとねぇ。

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何年か前に海岸を通る道路が作られ、直接車が乗り入れできるようになりました。
ただ....その代償に砂浜が大半埋め立てられてしまいます。

一番上の写真は、かつてのわが家があった址...34年前までここに住んでいました。
下関から引き上げてきて2歳から6歳にかけてをここで過ごしました。
いわば、ルーツとも呼べる場所。
家主さんが亡くなられて長い間廃屋となっていましたが、数年前に解体され更地になってしまいました。

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両側の建物は今は使われなくなった船小屋の址。
そこから向こうは当時は砂浜だったのですよ.....ビーチまで0m!!笑

台風で高潮がくると庭まで一面に海になって、勝手口から出入りしておりました。
左の船小屋のとこには大きな無花果の木がありましたよ。
トイレが外にあったので怖くて仕方がなかったっけ。笑

そんなかつてのわが家はこの路地の奥にあります。
その路地をずっと奥まで行くと突き当たりにお地蔵さん。
このすぐ裏は海、かなり風化が激しいようで、お顔も判別がつかないほどに朽ち果てております。

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さて、お地蔵さんを横目に見ながらさらに細い道を奥へ。
この道は、最初に紹介した通称「長碕」(コチラの記事→★★★)へ通じる道。

その道の脇には竹やぶがあって.....こんなのが顔をのぞかせています。
もう、如何にも田舎ですな....しかし長いことこの径も通ってますが、タケノコが出てるとは知りませんでした。
ひっこぬいて持って帰ってもバレないとは思いますが.....

あとで、判明しましたが、この竹やぶのとこの家の方とオヤジが知り合いでした。汗
ごく狭い社会なので誰しもが知り合い...5人に1人ぐらいの頻度で親戚という濃密なコミュニティであります。爆

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さて.....引き返してくるとこんな場面に。
港の風景と....片江を象徴するようなもみじナンバーの軽自動車。笑
結構な高齢者の方でも、交通の便が悪い片江では結構車に乗っています.....
うちのオヤジもぼちぼちもみじナンバーの仲間入り。

その下にねこさんが.....おいしすぎる被写体ですな。

子供の頃からこんなねこさんがうろうろしています。
飼い猫なのか野良猫なのかまったくわかりませんが.....お-い、なにしちょ-かね?

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にゃんか文句あるかにゃ-。

......にゃんか食わせろ!お肉うめぇ!!とか。笑

(お前とはちがぁけん。=あんたとはちゃうって(-"-;A  )
こういうねこさんって子供の頃からずっと同じようなのがいるような気がするんですよね。←化け猫かって。笑
もちろん血統書付の猫なんかいるわけもありません。

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ふるさとの風景、まだ続きがあります。