浴びるほどのサザエ三昧@島根に住む親父から |   + Mother Lake +

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しかし親父、あれだな。毎年悪いなこんなにたくさん。
いや、がいにあばかんこと、だんだん。
まぁ、ぎょうさん、おおきに。

今年もサザエ漁が解禁をむかえ、親父から早くも送られてきました。
ただし、すでに引退しておりますゆえ、仲間内の漁師から分けていただいたもの。

その数50個!都会暮らしのボクら家族にとってはまさに浴びるほどのサザエですな。
という具合に、加減というものを知らんわが親父、これそ漁師気質!

週末のわが家の食卓は、もちろんサザエ三昧でした。



約15個分をお刺身に。笑
こんな大量のサザエのお刺身は、まぁ京都・滋賀じゃ食べられませんな。

お料理屋さんに行ってサザエのお刺身頼んでも、殻に1個分がもったいぶって盛り付けてあるだけ。
あんなもんは食べた気がしません。
漁師町がふるさとということでこんな思いができます。ありがたや-、ありがたや-。



コリコリした歯ざわりはもちろんたまりません
昨日の朝水揚げされたものをそのままクール便で送ってくるので当然まだ生きています。

サザエの生命力は強くて、涼しい日陰に置いておけば3日は大丈夫。
ふるさとの磯のかおりをそのまま遠く離れた海のない滋賀県で楽しめるとは贅沢です。

さて、サザエといえばポピュラーなお料理は壷焼ですな。
しかし、あんな火を通しすぎたサザエは固くて固くて.....そこで、これです。



サザエのバター焼。ちなみにこれも15個分。笑
レシピです!お試しあれ!.....って、あれだ。誰か作ってみる?

フライパンにバターを1/4ポンドほど熱して、お刺身よりも少し厚切りにしたサザエを放り込む。
ささっと色が変わる程度.....20秒ぐらい炒めたら塩コショウをして仕上げにお醤油をタラリ。

これだけ、簡単でしょ?
これ、抜群に美味いです。あ、アワビのステーキに似た味わい。ほんとだって。



しかし、あれだ。今日は脇役ですが、とびうお。

貸しボートを借りてる民宿のご主人におすそ分けをいただきました!
いつもすみませ-ん。(いつも何かお土産を下さるのです。)



いっつものどぐろ好きっ!!って言ってますが、今の時期のとびうおのお刺身は最高です!
青魚なのにさっぱりとしていて、さらりとした味わいが山陰の夏!ですな。

ちなみにとびうおは山陰ではアゴと呼びます。アゴ野焼のアゴです。
ちなみにアゴは島根県の県の魚。他府県で県の魚って聞いたことがないような気がしますがね。



のこり20個のサザエは、これ。我が家を代表する味、サザエご飯。
5カップのお米に20個のサザエ、そりゃもうサザエだらけなご飯ですな。

お刺身よりも少し厚めに切ったサザエと人参1本分のささがき。
ささがきは皮むき器を使うと簡単にできますよ。



味付けは、塩とお醤油、お酒。
お吸い物よりもほんの少しお醤油多め、塩味はお吸い物よりちょっと薄めぐらいが目安です。

ゼッタイ忘れてはいけないのが、サザエの殻に残ってる塩水。ま、海水ですな。
これが入るのと入らないのでは美味さが断然違います。
忘れちゃダメですよ。ほんまだまされたと思って.....ね。



ご飯のもちもち感を出すために、1/4カップ分のお米をもち米にしてますが、これはお好みで。
上に出し昆布を敷いて普通に炊きます。

こんな感じで出来上がり♪

しかし、サザエご飯うまいっすね。まさにふるさとの味。
目の前に片江の海があるみたい....なんていいすぎですかね。



しかし、あれだ。お盆に実家に帰るとまたまた浴びるほど食べられるというのに。笑
親父、ごちそうさま。


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