ヒョウガのYな話Vol.18 | KAZUYUKIの『UNTIL THE DAY I DIE』

KAZUYUKIの『UNTIL THE DAY I DIE』

私が死ぬその日まで。ブログのタイトルです。
何が起きてもおかしくない世の中だから、誰かの目に触れる場所に、その時その時の感情を書き留めようと思います。

【第十八話 イライラ】


サナやセレナ達は目の前に生い茂る緑の中に入っていった。


手持ちのポケモンも3匹になった事だし、ヒョウガも後を追う事にした。


茂みの入り口に立て看板。

(何か書いてあるぞ)


ヒョウガが看板に近寄る。


???『視線が合ったらバトルの合図』


短パン小僧のジャンが勝負を仕掛けてきた。



あのさ、看板を見たいだけなんだよ。目も合ってねぇしむかっ



ヒョウガは不機嫌モード。


ジャンはジグザグマを繰り出してきた。


ヒョウガはちゅり(ポッポ)を繰り出した。


ちゅりは砂をかけてジグザグマの視界を奪う。


モタモタしているジグザグマを尻目に、ヒットアンドアウェイで体当たりを乱れうち。


あっという間に無傷でバトルを終わらせた。



ヒョウガは看板に近付いた。


【ハクダンの森】


看板にはそう書かれていた。


『…』


一方、敗れたジャンは放心状態で崩れ落ちていた。


ジャンの言いがかりから始まったバトル。


一方的で圧倒的な勝利。


看板の要らない情報。


一気にイライラMAXになってしまったヒョウガだった。


続。