皇室の名宝展へ行ってきました
皇室の名宝展を見に、上野の国立博物館へ行ってきました。10年ほど前から好きになった若冲を見るのが楽しみだったのですが、予想どうり、鶏の絵が多く、あまりのリアルさ、迫力で、鳥嫌いの私はほとんど見る事が出来ず、でも魚や貝を描いたお軸は、ほかの絵師では考えられないようなテーマ構図で、さすがでした。
長澤芦雪の唐子図のお軸。絵は子供が寝ている穏やかなものでしたが、なんといっても表装がステキでした。素朴な絵に合わせて中回しの布が更紗を使ってあったのです。絵ではなく表装の布を褒めるのも変ですが、本当にいい趣味。家に帰って久しぶりに以前集めていた和更紗を、見直してみました。
やはり良いものは、いつ見ても良いですね。
以前は洋画が好きでしたが、最近は日本画に惹かれるようになりました。歳を重ねたせいでしょうか。