日常と非常時を切り分けない「フェーズフリー」という
防災の考えが広がっています(読売新聞2023.3.1)。
今回は、読売新聞に掲載されたフェーズフリーのアイデア商品を紹介します。
古くは、非常時にかまどにもなるベンチが話題になっていましたね。
(出典:東京都公園協会)
最近はどんなアイデア商品があるんでしょう?
非常時は浮力材にもなるリュック(株式会社三和製作所)
(出典:三和製作所ホームページ)
非常時はバケツにもなる撥水バッグ(株式会社三和製作所)
(出典:ライフザック 3,278円(税込))
非常時は計量カップにもなる紙コップ(サンナップ株式会社)
日常では飲料として使用される紙コップですが、
「ml/cc」「合」「カップ」の目盛りが付いているので、
災害時や屋外などでの粉ミルクや米の計量といった用途が可能です。
アスクルの販売価格295円(50個)
非常時に枕(ピロー)にもなるジャケット(青山商事株式会社)
(出典:ITmedia ビジネス)
販売価格13,200円
「ピロージャケット」は商標登録されています。
登録番号:商標登録第6012937号
権利者:瀧定名古屋株式會社
(青山商事に使用を許諾していうのでしょうか)
非常時にエコバッグに変身するジャケット(青山商事株式会社)
(出典:青山商事株式会社ホームページ)
非常時は防災シューズにもなるスリッパ(株式会社オクムラ)
(出典:株式会社オカムラ ホームページ)
ロフトの販売価格3,300円
非常時は部屋からそのまま外に出られていいですね♪
ホームページでは「防活スリッパ」のネーミングを用いておりますが、
「防活」を商標登録(第6646151号)し、
指定商品をスリッパ等としています。
ところでスペラディウス株式会社(代表取締役:佐藤唯行)
がいろんな商品やサービスについて「phase free」の
登録商標を有しています。
登録第5727971号(区分数17)、登録第5731995号(区分数10)、
登録第5851987号(区分数1)、登録第5945645号(区分数1)、
登録第6342259号(区分数9)
一般社団法人フェーズフリー協会(代表理事:佐藤唯行)は
身のまわりにあるモノやサービスを、日常時はもちろん、
非常時にも役立てることができるという考え方を
『フェーズフリー』と称して様々な活動をしています。
登録商標の「phase free」からは
「フェーズフリー」の称呼しか生じませんので、
スペラディウス株式会社以外の者が「フェーズフリー」を
商品やサービスについて無断で使用すると、
商標権侵害となる可能性があります。
しかし、weblio辞書「フェーズフリー」によると、
フェーズフリーという言葉及びその基本的な概念は、
社会起業家である佐藤唯行が2014年に提唱したものです。
「Phase free(フェーズフリー)」は、
防災を主事業とするスペラディウス株式会社によって、
その社会的価値を適切に維持することを目的として商標を取得し、
概念維持の目的のため、まったく別の意味で使っている場合には、
使用中止を依頼することがあるとのことです。
防災の意味で使う分には問題なさそうですが、
使用する際は確認した方がよいかと思います。
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