教科書のようなネーミング「パジャマスーツ」 | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

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仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

2021年4月9日にテレビ東京で放送された「ガイヤの夜明け」で

ワークマンが開発した「パジャマスーツ」が紹介されました。
 
 
 

出典:2021/4/9テレビ東京【ガイヤの夜明け】

 

 

 

 

パジャマ感覚で着れる伸縮性があるスーツ。

リモートワークで自宅で働いているとき、

急にWeb会議になっても着替える必要がないですね✌️

(私は今のところ購入する予定はないですが、笑)

 

 

 

このパジャマスーツは教科書のようなネーミングだと思います。

なぜ教科書のようなネーミングか?

 

 

 

パジャマ+スーツパジャマスーツ
 
 
 
プライベートで着るパジャマオフィシャルで着るスーツ
を組み合わせています。
真反対の概念を結び付けた造語になっています。
だから教科書のようなネーミングだと思います。
 
 
 
造語は商標登録されやすいことから
ネーミングを考える上で基本的は方法ですね。
 

 

 

商標「パジャマスーツ」は

株式会社AOKIホールディングスによって

2020年11月20日に出願され(商願2020-143729)、

2020年 12月 8日に公開(出願から18日目)に公開されています。

現在審査待ち状態です。

 

 

 

出願から審査結果が出るまでの期間が違いますが

衣類の分野は約9ヵ月かかっているようです。

今年の8月以降に登録になるか分かると思います。

 

 

 

 

以前は商標は登録になって初めて公報(登録公報)が

発行されており、出願公開制度を採用していませんでした。

 

 

 

平成11年法改正により出願から登録までの間に

模倣した者に対して警告を条件に金銭的請求権(13条の2)を

請求できるようにしたため、これとのバランスから

出願公開制度(12条の2)が採用されました。

 

 

 

この出願公開により権利化しようとしている商標が分かります。

つまり自分が考えたのと同様のネーミングが

他社が権利化しようとしているかが分かります。

 

 

 

また、新しいネーミングが公表されてから

20日経過しても商標が公開されていない場合、

商標出願する予定がないか検討中かもしれません。

 

 

 

気になるネーミングがありましたら

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