飲食業界のビジネス関連発明 | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

茂木経済産業大臣も特許を取っていた!


「注文受付管理装置、注文受付端末装置及びそのプログラム」(特許第5422775号、登録日平成25年11月29日)この発明は、いわゆるビジネス関連発明で、訪日外国人の苦手食材、例えば宗教上の忌避食材や特定の国の国民には食習慣上好まれない食材を避けることができるようにしたもの。

















全体の流れはこうだ。
・レストランの入口に設置された注文入力端末に地図を表示
・訪日外国人の利用客が地図上で自身の国を選択
・その国の言語のメニューが表示
・利用客がメニューから料理を選択
・食材リストが表示
・利用客の国で苦手とされている食材が太字で表示
・利用客が太字の食材を削除又は変更を要求


図7は、サーバに記憶された国別苦手食材のリストで、それに基づいて食材リストのうち利用客の国で苦手とされている食材が太字で表示される。

2020年の東京五輪に向け、省庁トップが自ら“お・も・て・な・し”のアイデアを実現したといわれている。
 
飲食業界もビジネス関連発明を取れるということを示したのではないないだろうか




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