年末は横浜中華街でランチを食べる。 | とある妹の尼崎的な意味の錬金術なはずがない

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さて、横浜中華街に降り立ち、よくわからないままランチ探索である。

 
幸い大通りから内側に入ると、中華街が出現した。
とはいえ、無数に店がある。
決められるかなあ。
まあ、まずは端から端まで歩いてみよう。

歩いていると混乱してくる。
食べ放題の店もあればそうじゃない店もあり、そうじゃない店の価格も思っていたよりずっと安い。
700円以下の低価格ランチ提供店が無数にある。
こんな時に頭をよぎるのはランチ師匠の「ランチは1日1回なんて誰が決めた?」という言葉。
このネタは先日、ルシャナさんのラジオ番組に投稿したものなんだけど、横浜中華街という一大ランチ街を前にして、弟子からの返答は「5回ぐらいランチしても良いっすか?」という感じ。

とはいえ、ランチは2回まで、と心に決めているので2店に絞らねばならない。
ちなみに3回以上を禁じてるのは、前に3回食べて吐きそうなぐらいにお腹いっぱいになっちゃたから。
過ぎたるは及ばざるが如し。

ランチを決めるにも手がかりが必要だ。
ふと、思い出したのはグルメ漫画として有名な「美味しんぼ」の初期回。
確か、横浜中華街を山岡さん御一行が食事にやってくるという話があった。
「この東坡肉は出来損ない」「麺類は1グループ1種類でお願いします」
他の話で「中華料理人の腕の良し悪しは炒飯の出来で見る」とか、そんなのがあったなあ、と。

よし、東坡肉を食べれる店を探そう。
変な東坡肉が出てきたら、「これはタダの豚の角煮だ」とかdisってやろう。

しばらく歩いていると豚バラ角煮を売りにしている店を発見。
入ってみると、中国人とおぼしき女将さんが電話で話し込んでいる。
そう、大陸系の女性は電話で話すのが好きなんだ。
で、声がデカい。
これは日本にいる中国人に限ったことなのかな?

で、豚の角煮炒飯というものを注文
850円

どんな食べ物だろう、と想像しながら待っていると、こんなのが出てきた。
 
角煮と炒飯が同じ皿にのってる。
ああ、それだけのことか。

で、食べてみるとこれが非常に美味い。
炒飯は良い具合にパラパラで味付けも少し薄めで角煮の煮汁と一緒に食べると美味い。
角煮もちゃんと皮付で東坡肉である。

っていうか、この店「東坡肉」って表記してないんだよね。
「これは豚バラの角煮ではない。東坡肉だ」とか言えば良いのかな?

スープと杏仁豆腐がセットになっていた。
850円という価格は良心的なだなと思いながらランチを楽しんだ。

食べ終わる頃にはまた女将さんが電話で話し込んでいる。
席を立ち合図を送ると電話したままレジに来て、電話したまま会計してる。
これも現地に来た感を感じられるというサービスなのだろうか。

850円に消費税が上乗せされて、会計918円。
ほんとこの後から金額増えるの違和感があるなあ。
最初から書いてあれば950円でも納得して払うんだけど、電話しながらレジをいじって918円です、とか言われても、何となく納得できない感覚がある。

これは中華街に限ったことじゃないけどね。

電話しながら会計は日本の店だとまずないと思うけど。
一応、お金を渡す時だけは耳から電話を離してたけど、やはり日本人とは感覚が違うのかな。


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