民の憂いを憂うる者 | かずとのたびのブログ いい出会いと記憶 田舎爺の人生

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「画像はほとんど拝借です」
爺の故郷は山の裾 トンボも蝶チョも飛んでいた
過ぎ来し方を振り返り 明るく生きて参ります
孫の成長楽しみに いつか旅立つその日まで

新書漢文大系11 孟子 明治書院より

 

 

民の憂いを憂うる者

 

  孟子こたえて曰く、(略)

  民の楽しみを楽しむ者は、民もまたその楽しみを楽しむ。

  民の憂いを憂うる者は、民もまたその憂いを憂う。

  楽しむに天下を以ってし、憂うるに天下をもってす。

  然りしこうして王たらざる者は、未だこれ有らざるなり。

 

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斉の王様の質問に、孟子が答えた言葉ですね。

 

カズトノタビの浅学な私見ですが、孟子は、孔子をさらに一歩進めて、具体的な、良心的な政治手法?を提案というか、指し示して、指導しようとしたようですね。

 

現在の日本は、武田邦彦さんではありませんが、白人欧米の自分勝手な支配層に都合の良い奴隷制社会の考え、「今だけ金だけ自分だけ」の社会になってしまったようですね。

 

恐れ多いことですが、昭和天皇が懐かしく思われます。

 

昭和を生きていたことが、私にとって、慰めです。