新書漢文大系11 孟子 明治書院より
民の憂いを憂うる者
孟子こたえて曰く、(略)
民の楽しみを楽しむ者は、民もまたその楽しみを楽しむ。
民の憂いを憂うる者は、民もまたその憂いを憂う。
楽しむに天下を以ってし、憂うるに天下をもってす。
然りしこうして王たらざる者は、未だこれ有らざるなり。
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斉の王様の質問に、孟子が答えた言葉ですね。
カズトノタビの浅学な私見ですが、孟子は、孔子をさらに一歩進めて、具体的な、良心的な政治手法?を提案というか、指し示して、指導しようとしたようですね。
現在の日本は、武田邦彦さんではありませんが、白人欧米の自分勝手な支配層に都合の良い奴隷制社会の考え、「今だけ金だけ自分だけ」の社会になってしまったようですね。
恐れ多いことですが、昭和天皇が懐かしく思われます。
昭和を生きていたことが、私にとって、慰めです。