逃げられた男1 八幡港通船桟橋 20230814 | かずとのたびのブログ いい出会いと記憶 田舎爺の人生

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「画像はほとんど拝借です」
爺の故郷は山の裾 トンボも蝶チョも飛んでいた
過ぎ来し方を振り返り 明るく生きて参ります
孫の成長楽しみに いつか旅立つその日まで

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それは、北九州重工業地帯の真ん中、八幡港でのことでした。

近年は、北九州は、もう工業地帯ではないらしいので、大昔のことになるのでしょう。

 

夢野昭七は、港のガードの仕事をしていました。

八幡港に入って来る、外国貿易船の監視です。

 

諸外国から入って来る、鉄鉱石積載船、石炭積載船、

そして出来た鋼鉄、鋼材を積みとって帰って行く貿易船の船員さんの監視です。

 

我が国、日本に、外国から原材料が到着し、臨海工業地帯で製品化され、輸出されで行く、

それが、大東亜戦争に負けた後の、物質時代の成長期の日本の姿でした。

 

そんな歴史の一コマの中で、必死に、日本、日本人は生きているのでしたが、

夢野昭七は、そんな時に就職して世の中に出、

 

そして、八幡港の通船桟橋の監視に、出ているのでした。