低反応レベルレーザー治療(LLLT)は着床障害に有効か? | 両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

生殖医療専門医の立場から不妊治療、体外受精、腹腔鏡手術について説明します。また最新の生殖医療の話題や情報を、文献を元に提供します。銀座のレストランやハワイ情報も書いてます。

低反応レベルレーザー治療(LLLT)は着床障害に有効かでしょうか?

 

この様なご質問がありましたのでお答えします。

 

低反応レベルレーザー治療(LLLT)は以前から用いられており多くの症例に使用されています。

レーザーにより卵巣や子宮の血流が改善され体外受精の臨床成績が改善されているとの報告も学会や論文に出ています。

またその他には肩こりや冷え性や便秘の改善にも繋がるとされておりQOLの改善も見込めます。

特に着床障害や内膜が薄い症例には効果的とされています。