治療においてとても大切なことは、パートナーの治療への理解と協力です。
一つの精子と一つの卵子が合わさり子供が生まれます。
人は自分の46本の染色体を半数に減らし、両親からそれぞれ23本ずつ子供に分け与え、46本として子供は生まれてきます。
そのためお父さんにそっくりの子供が生まれてくるわけで、子供は決して母親からのみだけではなく、父親から半分の遺伝子を受け取ります。
ご自身もお父さんにそっくりという方が多くいると思います。
回りにも似ている方が多くいると思います。
ついつい女性にだけに責任があると思いがちですが、そんなことは全くなく、50%は男性の責任です。ここが治療の大原則です。
その責任を父親としてしっかりと果たさなければいけません。
女性はとても辛い思いをして治療を受けています。痛みも相当伴います。
ここを十分に理解し、最大限の協力、そして努力をして欲しいと思います。