「どの誘発方法が一番よいでしょうか?」
「やはり自然が良いのでしょうか?」
この様な質問を多く受けますが、
刺激方法の優劣を議論することは意味がないと考えます。
方法論ありきではありません。
一番のポイントは一回の採卵で出来るだけ多くの良好な卵子を安全に得る事です。
そのためにどうすれば良いのか、様々な検査結果から考え出すことになります。
全員が同じ方法は病院、医師、スタッフにとってはとても楽です。
考える必要がないからです。
ただこれで妊娠に至る可能性を遅くする事があるとすると、問題になります。
全員に効く万能の刺激方法などありません。
当たり前ですが誘発方法は良好な卵子を得るためにとてもポイントになります。
個別化して、最適な誘発方法をその都度検討すべきです。