いったいどっちだ。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

9/2に、「久々に希望の持てるニュース」とツイートしたんですが、その内容は、土壌中のセシウムを100%近く吸着する技術を、産総研(産業技術総合研究所)が開発した、というものでした。
毎日.jpからの記事で、今はリンク切れです。

その後、続報はないかと待っているのですが、僕は見てません。

しかしながら、つとに、除染についても、いろいろな意見がでていて(色々な…じゃないかな)、一体どうなったんだろうと、情報の発信元である、産総研のHPを調べてみますと、やっぱり、同様の発表が為されています。
8月末に。


除染については、水で洗い流したり、表土を削ったり、というのが代表的な方法のようですが、今度は、流した水の行き先とか、削った土をどうするのかが問題になります。

この研究は、原発事故後、即座に着手されたもので、半減期の長いセシウム134,137を除去することを主眼に置き、その際に大量に出るであろうそれらを含んだ土壌の大幅な減量化に役立つもの、とされています。

ここしばらく、除染は無理、とか、汚染土を海に流す、とか、除染ビジネスが、とか、利権が、とか、市民を作業にかりだすな、とか、色々言われてますけれども、まさに有用と思われる技術がある(と思われる)のですが、何故に、あまり取り上げられないのでしょう。

そのHPには、今後の展望として、
開発した各種吸着材の実証試験を進めると共に、大規模面積に展開できる体制を整えるべく、関連企業などとの連携を進める予定である。
とあります。