朝食とワイドショー〜最近のこと。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

一昨日でしたか、朝飯でも食いながらTVでも見てみみましょうかと、チャンネルをくるくるしていると、NHKの「あさイチ」という番組で、20㍉Sv問題に触れていた。

文科省の文言的には、「1㍉シーベルト/年が望ましい」から、「を目指す」と変わってきているということで、ネットで噴出した20㍉シーベルト問題が実際の抗議活動など、世論の高まりに伴って、文科省の表現が変わってきたのかな、と思いますが、やはりまだ内部被曝を換算していないわけだし、学校の空間線量だけで一年の被曝量のマックスを計上したらまずい。

しかし、少しずつではあるが大メディアにも原発関連の欺瞞が漏れ出していて、状況が変わってきたのかな?と思う反面、「あの時ちゃンと報道してた」的な免罪符ではあるまいか???といったことを考えてしまうほど、大組織に対する不信感は高いのは僕だけ?

実際、最も「一市民」的発言をしていた室井氏(いつもはヤヤコシイおばちゃんだな~という印象だけど)の質問に、大先生はすっきりする答えができなかった。



5/18でしたか、帰省前に、二本松市がホールボディーカウンターで住民の内部被曝を調査するという噂を発見しましたが、当該の記事が見つけられず、大阪に帰って来たら二本松市長がその旨を発言していた。

やわらかい表現ではあるが、情報を隠してきた国や県への痛烈な批判がそこにはある。


確か日本医師会を初め、色々な市民団体からも20ミリシーベルトに反対する要望書や声明が出ていたかと思うが、6/6に福島大学の先生たちが、福島県知事に宛て要望書を出している

これは、放射能健康リスク管理アドバイザーの資質というか条件について
(1)被ばく量が少なくなればリスクは減るものの、どんな低線量でもリスクはゼロでないとする立場
(2)内部被ばくのリスクを重視し、低線量であっても決してリスクは小さくないとする立場
の方を招聘して欲しい、という内容が含まれるもので、県民の生活全般に関するものであるので、知事の返答が気になるところ。

事は県外にも及んでいて、僕が最近見かけただけでも、松戸市、水戸市、東京都の各区、群馬県、なども、住民の要望から何らかの措置を講じなくてはならなくなってる様子。



ところで、最近では、「100㍉まで大丈夫」と言っていた識者も、「100㍉以下のことは誰も解らない」といった論調に変わってきているような(…そしてこういう変な記事もある)気がしますが、まぁ、ええわ。

分からんなら、ちょっと余分目に対策しといたらどうや?と思いますが、現状では国や東電にその気はないので、ひたすら自衛するしか無いようです。


せやけど、しかし、地震津波の被害受けてる人に、街に、放射能の心配までしろというのはあんまりにも酷やで。