「シュガー社員」が増殖中らしいです。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

この日(14日)、ひょんなことから30歳年上(!)のベテラン・ミュージシャンのお引越しの手伝いをすることに。

ちょっと約束の時間には早かったので、コンビニで新聞をゲット。

天邪鬼な私は、最も売れていなかった産経新聞を読みながら、コーヒー・タイム、でございます。


すると、タイトルの記事を発見。

「シュガー社員」とは、どの程度認知されている言葉かいな?

と、ウェブ検索してみますと、当該記事を発見したのでリンクしておきます



かいつまみますと、就職して仕事上の問題も親に相談しないと決められない人や、「残業させるな」と、会社にクレームをつける親御さんなどが存在するようで・・・。

とある20代女性は仕事上で注意されたところ、


「親にも叱(しか)られたことがないのに」


と逆ギレしたそうです。


アムロか?あんたは・・・。



実際の新聞には、もっと沢山の事例が載っていましたが、ウエブ版は割愛されているようです。

「ここ数年」増えている、ということですが、私が20代前半の頃(だったかな?)「新人類」という言葉がはやりましたが・・・・・・お決まりのウェブ検索によると、1986年の流行語らしいので、もう少し前でした・・・・・・、まさに、ニュー・タイプな方々には、そこかしこでお会いする機会が増えております。


とは言え、私のような実社会の隙間をクラゲ泳ぎしている者が、ああだ、こうだ言ってもリアリティがない訳でして、この辺がちょうどよろしいようで。


・・・が、最後に重箱の隅をつつくような事を言いますと・・・、

その状況を憂う記事自身が、「叱る」に「叱(しか)る」、と振り仮名をつけてしまう。

こういった空気感が、具体的な「過保護状況」の事例を生むわけでして、テレビ出演者の言葉にわざわざスーパーを付けまくるテレビと共に、日本人の知覚をゆる~く退化させている原因であると、私は思うのであります。