前回のブログで、リーディングセクションで私が一般的に使われている単語の意味を知らないために、何回か満点を取り損ねたことを書きましたが、それと同様のケースをPart7でもう1つ思い出しました。
それは、何かのイベントの招待状を読ませる問題で、その招待状の中で「あなたのfamilyも連れてきていいですよ」という言葉が使ってありました。そして設問の内の一つが、「次のどれが正しいですか」というもので、選択肢の内の一つに「参加者はrelativeを連れてくることができる」というのがあったのです。他の3つの選択肢は明らかに間違いでしたので、残るはこの選択肢しかなかったのですが、ここで私は大いに迷いました。なぜって、私が知っていた「relative」は「親戚」という意味であり、その中には家族は含まれないと思っていたからです。
もしかして他の3つの選択肢の中に正解があるのではと思い、何度も読み返す羽目になってしまい、大幅に時間をロスしました。しかし、「relativeには家族も含まれるんだ。きっと自分が知らないだけなんだろう。よし、もうこうなったら腹をくくって、「参加者はrelativeを連れてくることができる」しかない」と思ってそれを選びました。
試験終了後、大急ぎでジーニアス英和大辞書を調べたら、ちゃんと「家族や結婚による縁者も含む」と書いてあるんですね。ほっとしましたが、その時のテスト問題200問の中で、自分にとってはその1問が最も難しい問題だったことを今でも覚えています。
ごく当たり前の単語を正確に覚えることの難しさを感じましたし、TOEICはそういうところを突いてくる、奥の深いテストだと思います。