▪️Moto3
優勝 J.ルエダ/参戦2年目でGP初優勝。ランキング8位から6位へ浮上。
2位 C.ベイヤー/惜しくもまた2位。ランキングは4位から2位へ浮上。トップのアロンソとは75P差。
3位 L.ルネッタ/ルーキーイヤーで初表彰台獲得
4位 D.アロンソ/表彰台を逃したもののランキング2位とのポイント差拡大に成功(71P差→75P差へ)
6位 古里太陽/レース序盤、好位置につけるも中盤以降厳しい戦いとなった。
14位 鈴木竜生/19番手から14位でポイント獲得。
19位 山中琉聖/2日目にエンジントラブルに見舞われ、厳しいレースウィークとなった。その影響で、10戦連続ポイント獲得ならず。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▪️Moto2
優勝 J.ディクソン/4戦連続表彰台獲得で今季2勝目。
2位 T.アルボリーノ/今季初表彰台獲得。
3位 D.オンジュ/moto2ルーキーイヤーで初表彰台獲得。
8位 小椋藍/8P加算して150P。ランキングトップのガルシアとのポイント差を12Pに詰めた。
12位 佐々木歩夢/ベストリザルトで初ポイント獲得。
ランキングトップのガルシアはリタイア。 (162P)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▪️MotoGP
優勝 M.マルケス/今季・ドゥカティ移籍1年目で初優勝。実に1043日ぶりの優勝となった。
2位 J.マルティン/SPRでランキングトップに返り咲き。バニャイアとポイント差を23Pとした。
3位 P.アコスタ/決勝レースで3度目の表彰台獲得。
12位 中上貴晶/ホンダ最上位フィニッシュでポイント獲得。
▪️ラスト5LAP/F.バニャイアとA.マルケスの接触
3位争いを行なっていた、F.バニャイアとA.マルケスが接触転倒。
F.バニャイアは以前兄M.マルケスと接触転倒があった。それも今回と同じようなパターンでした。
A.マルケスがブレーキングミスからレコードラインを外し、その隙をついてレコードライン上で前に出ていた(車体半分以上) F.バニャイアにA.マルケスが接触する形となった。
残念ながら、おそらくレーシングアクシデントで処理されてしまうと思うが...。
主観では、A.マルケスに非があると思います。
ルール上、明確なことはレコードラインを外したライダーに優先権がないということ。
一度レコードラインを外したライダーがレコードラインへ戻る際には、レコードライン上のライダーの走行を妨げてはならないからです。
横からの映像では、F.バニャイアが被せていったように見えるが、上空からの映像を見れば一目瞭然。
F.バニャイアは被せるどころか、常にレコードライン上を走行しているので、そもそも「被せた」という表現自体がおかしい。また左コーナーから右への切り返しで、レコードラインへ戻ろうとするA.マルケスが寄ってくるのを察知して、F.バニャイアが避けているようにさえ見える。
常にレコードライン上にいたのは、F.バニャイア。上空からの映像でそれがしっかりと確認できます。
F.バニャイアは、レコードライン(走行ライン)が分かるブラックマーク上を常に走行している。
一度レコードラインを外したA.マルケスが後ろから接触していれば、当然、A.マルケスに非があるということになります。強引に扉をこじ開けようとする辺りは、兄弟揃って似てますね...。
この辺りをもっと厳格に重いペナルティを科せなければ、今後もこのようなことは永遠に続くでしょう。
2人とも大事に至らなかったことが、不幸中の幸い。
ーーーーーーーーーーー
X <@kazuto_sakata>
ーーーーーーーーーーー