モビリティリゾートもてぎにて、もて耐7時間耐久レースが行われました。
時折、小雨がパラつくことがあったが、路面を濡らすことなくドライコンディションでレースが終了しました。
今年の7時間耐久レースは、接触転倒、ペナルティが多く、過去5年を振り返っても一番多かったようです。
接触転倒の要因は、車速差(スキルの差)からの読み間違えで、ペースの速い方のライダーから接触していました。全てコーナーの進入時に起きています。
ペースの遅い車両になればなるほど、レコードラインを外して走ることが多くなり、予想を超えたところでコーナーのイン側に寄ったりします。これは、普段のスポーツ走行でも十分に起こり得ることです。
そのため、車速差(スキルの差)のある車両をパスする際には、十分な安全マージンを取ってパッシングすることです。前のライダーの動きが読みきれない場合は、コーナー進入時にパスするのではなく、クロスラインを使いコーナーの立ち上がりでパスすることが賢明な選択です。ラインをクロスしていれば、ラインの自由度が増え、前のライダーの動きに対して対応し易くなります。
走行経験の浅い方は、タイムアップを目指す上でもしっかりとレコードラインを走ることが重要です。
また医務室へ行かれた方の7割が接触転倒のライダーの方だったとのこと。
それにも関わらず、大きな事故や怪我がなかったことが不幸中の幸いでした。
皆さんにとって、今年のもて耐はいかがでしたか?
長丁場のレース、お疲れ様でした。
ゆっくり身体を休めて下さいね。
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X <@kazuto_sakata>
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