MotoGP/波乱のラスト3LAP | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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R2 ポルトガルGP 決勝

 

波乱のラスト3LAP。

▪️ラスト3Lapで、F.バニャイアとM.マルケスが接触転倒。

スプリントレースでは、F.バニャイアがM.マルケスに抜かれて、F.バニャイアは再度仕掛けなかった。

決勝レースでも、同じコーナーで同じパターンだったが、少し違ったことと言えば、

M.マルケスはF.バニャイアをオーバーテイクした際、レコードライン上にとどまれずラインがワイドになった。

それを見たF.バニャイアはクロスラインで抜き返すため、M.マルケスのINに入って行ったが、M.マルケスもアウト側からレコードラインへ戻るためにINへ寄って行った。

その結果、お互いのラインがクロスして2人は接触しバランスを崩して転倒となった。


レース中にスチュワードパネルによって審議の対象となっていた。

レース後にレーシングアクシデントと判断され、2人ともペナルティを課されることはなかった。

 

個人的にも、どちらが極端に悪いと言える状況ではなかったように思えます。

ただ「お互いにほんの少しの配慮があったら」と思う反面、レース中のためポジションキープや意地もプライドもあったのかな。

とは言え、今後、尾を引くことは間違えないでしょう...。

 

この接触転倒とは別に、M.マルケスが再スタートの際に進行方向とは逆方向へバイクを押して再スタートしたことは、明らかなペナルティ対象のはず。本来であれば...。

開幕戦のカタールGPにて、Moto3のグリッド上でD.ムニョスの逆走があった。数年前のアルゼンチンGP (だったと思う) にて、M.マルケスもグリッド上での逆走があった。いずれも何のお咎めもなし。

MotoGPでは、過去に逆走があってもペナルティとなっていないのが現実。他のスポーツと比べても、MotoGPほど曖昧な判定はないですよね。本来、良いお手本であって欲しいのですが...。

ルールは何のためにあるのかと、こう言うことがある度に疑問に思ってしまう。

サーキット走行をされる方は、絶対に真似しないで下さい。(「MotoGPでOK = 地方選手権等でもOK」とはなりません)

 

▪️F.バニャイアとM.マルケスのレース直後のインタビュー

 

 

 

 

 
 

 

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Twitter <@kazuto_sakata>

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