MotoGP/R20 バレンシアGP 決勝リザルト・World Championship | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

▪️MotoGP

F.バニャイアが優勝。

レース途中でJ.マルティンがM.マルケスとの接触により転倒リタイア。

この時点で2年連続でのチャンピオン獲得となりました。

 

二人の大きな違いは、常に冷静沈着で戦ったF.バニャイア。時に熱くなり過ぎたJ.マルティン。

SPRや決勝でJ.マルティンの方が上位でフィニッシュしても、F.バニャイアは悔しい表情を一切見せず、相手をリスペクトする姿勢やインタビューコメントがとても印象的でした。

 

決勝レース

1周目(残り27周)の3コーナー、M.ベツェッキとM.マルケスの接触によりM.ベツェッキは転倒。マルケスの強引なパッシングにより弾き飛ばされたM.ベツェッキ。

SPRでも6コーナーでマルティンとマルケスは接触していました。その時は、J.マルティンがM.マルケスのラインを塞がなかったので転倒に至らなかったように思えました。

SPRで3位となり「流石 マルケス」と思わせる走りでしたが、こう言ったことで評価を下げてしまうのが残念でならない。

 

残り25周の1コーナー進入、J.マルティンがトップを行くF.バニャイアのリアにヒットし、J.マルティンはオーバーランし8位まで後退。

 

残り22周の4コーナー進入、6番手まで順位を挽回していたJ.マルティンと5番手のM.マルケスの接触により両者が転倒。

前方からのカメラでは、J.マルティンがM.マルケスを抜ききれず、M.マルケスのリアにヒットしたように見えたが、J.マルティンの車載カメラの映像では、M.マルケスが被せてきているよう映っている。(MotoGP解説の青木宣篤氏もそのように言っていた) そして、転倒後のJ.マルティンは怒りを露わにしていた。

これで、チャンピオン争いはあっけない幕切れとなった。

 

残り14周、トップを走っていたB.ビンダーがオーバーラン。

残り12周、B.ビンダーが5番手走行のA.マルケスに激しく接触。これにより残り11周に入ったところで、B.ビンダーにペナルティが科せられた。

残り10周に入ったところで、メインストレートでは「#33 DLOP POSTION+1 (ポジションを1つ下げる)」ペナルティボードが掲げられる。しかし、ビンダーはその後の1コーナーで4番手のビニャーレスをパスして4番手へ。そして、その直後の2コーナーでポジションを1つ下げた。「えっ、もう一つポジション下げなきゃ駄目でしょ」と思った視聴者の方は多いはず。D.ビンダーが5番手に上がったところで、「#33 DLOP POSTION+1 (ポジションを1つ下げる)」なのだから、本来6番手にならなければいけないはず。解説の青木宣篤氏もそう言っていたし、私もそう思った。しかし、何故かこれでペナルティマークが消え(画面表示)、ペナルティを消化したことになってしまう。何とも意味不明。

 

残り9周、今度はトップのJ.ミラーが11コーナーで転倒。

周りのペースに惑わされることなく、虎視眈々とラップを重ねていたF.バニャイアがトップに立ちそのままでフィニッシュ。チャンピオン獲得に花を添えた。

 

タカ(中上選手)は、12位でフィニッシュ。ランキング18位でシーズン終了。

SPRでポイント獲得ならずも、決勝レースは13戦でポイント獲得。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪️決勝レース

*ファビオ・ディ・ジャンアントニオ/2位でチェッカーフラッグを受けたが、タイヤプレッシャーが規定範囲を超えていたことから、3秒加算のペナルティが科せられて4位へ後退。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪️World Championship

 

ーーーーーーーーーーーーーー

Twitter <@kazuto_sakata>

ーーーーーーーーーーーーーー