日テレG+/R1 ポルトガルGP 3/25予選・3/26決勝 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今週末は「R1 ポルトガルGP 3/25予選・3/26決勝」が開催されます。

日テレG+ (CS) MotoGP」Moto3クラスの解説となります。

 

75年目のチャンピオンシップ(MotoGP)が開幕。

 

MotoGPクラス

今年から史上初のスプリントレースが土曜日に開催されるため、1開催地で2レースが行われます。これまでのオフィシャルテストでは、エンジン、マフラー、フレーム、カウリング、ウィングレット(エアロ)など、昨年よりも多くの変更をしているメーカーが多かった印象。そんな中、リザルトを見る限り昨年同様にドゥカティはオフィシャルテストから絶好調のようです。

しかし、メーカーが凌ぎを削るクラスなだけに、蓋を開けてみないと分からないという側面もあります。開幕戦で上位に多く位置したメーカーのライダーが、シーズン序盤を有利に進めることでしょう。

唯一、日本人でこのクラスに参戦する中上貴晶選手は、昨年と同チームからMotoGPクラス6年目のシーズン。

 

Moto2クラス

昨年ランキング2位となった小椋藍選手は、14年振りの日本人チャンピオンとしての期待が掛かります。しかし、シーズンオフのトレーニング中の怪我(左舟状骨骨折・左手首の脱臼)により手術。その影響でポルトガルでのオフィシャルテストと開幕戦までも欠場との発表がありました。

そのオフィシャルテストでは、チャンピオン争いの有力候補となるP.アコスタがコースレコードを上回るトップタイムで絶好調。

今年のトライアンフは、エンジンの回転数変更やフレーム変更があり、小椋選手がオフィシャルテストと開幕戦を欠場したことは大きな痛手でしょう。とは言え、今年は21戦あるため、まだまだ挽回できるチャンスはあります。一日も早い復帰をお祈り致します。

そして、今年から野佐根航太選手が新規参戦。オフィシャルテストでは転倒もあり、少し気がかりなスタートです。落ち着いて開幕戦を戦っていければ良いのですが。

 

Moto3クラス

今年からMoto2・3クラスの決勝日の朝のウォームアップが廃止されたり、決勝の周回数が減算されていたり、両クラスのライダーにとって、あまり好ましくない環境へ変化しています…。

「MotoGPライダーへと続く、Moto2・3クラスのライダーの存在を無視してはならない」ということをドルナーはもっと理解するべきだと思います。

昨年2勝を含む9度の表彰台獲得となったランキング4位の佐々木歩夢選手は、ここまでは順調な仕上がりのようです。そして、鈴木竜生選手、鳥羽海渡選手、山中琉聖選手、古里太陽選手の全5名が継続参戦。このうち日本人の優勝・表彰台獲得の経験者は3名(佐々木・鈴木・鳥羽選手)。毎年、表彰台メンバーの入れ替わりの激しいクラスだけに全員にそのチャンスがあるでしょう。

今年もヨーロッパ勢は勢いがありそうです。

その中でも、個人的にはルーキーのホセ・アントニオ・ルエダ(スペイン)、2年目のダビド・ムニョス(スペイン)に注目しています。

 

 

 

 

 

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■ 日テレ1 地上波/放送時間

3月27日(月) 01:45~2:55

2023 MotoGP開幕戦・ポルトガルGP

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー■ BS日テレ BS(2K)/放送時間

3月28日(火) 01:00~2:00

速報!MotoGP

 

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Twitter <@kazuto_sakata>

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