一発の集中力と限界ギリギリの走りを可能とするものだけが、P.P.(予選1位)を獲得できる。
後続を引き離しての独走優勝は、本当の「速さと強さ」を兼ね備えていないとできない。
この「速さと強さ」には、精神力・集中力・プレッシャー・走りの安定・アベレージタイムの高さ・限界でのマシンコントロール、走りの限界を見極める感覚など、多くの要素が含まれています。
<GP初優勝を挙げた小椋藍選手/アライヘルメットのスタッフ撮影>
「愛(藍)らしい姿」、MotoGPファンの方いかがですか?
博一(青山監督)のコメント、とても深いですね。
主観ですが、ポールポジションを獲得できる、独走優勝ができるライダーは、チャンピオンに大きく近づきます。歴代チャンピオンのほとんどは、全クラスを見てもこの2つを達成しています。
表現が正しいか分かりませんが、独走優勝は「たまたま」できる優勝ではないのです。
私の経験上、混戦で優勝するよりも独走逃げ切りの優勝は非常に難しいです。
今回、藍の優勝は、チャンピオン獲得に更に一歩近づいたと思います。
そして、コンスタントに表彰台を獲得すること = 優勝回数が増えることでしょう。
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Twitter <@kazuto_sakata>
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