筑波サーキット/アドバイザー | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今日は筑波サーキットで、アドバイザーのお仕事でした。

明日、筑波サーキットでは今年最後となる耐久茶屋のレースがあり、明日も引き続きアドバイザイーのお仕事です。

 

昨年同様に、原田哲也氏(1993 WGP250 チャンピオン、GP500、MotoGP参戦)、宇川徹氏(1999 WGP250 ランキング2位、GP500、MotoGP参戦)の名前がエントリーリストにありました。もちろん、二人とも本気で走る訳ではなく、耐久なので楽しんで走るレースです。

哲也と話しましたが、「今日はシェイクダウン(ニンジャ4気筒)」とのことでしたが、とても楽しんで走行しているようでした。少し羨ましくも感じましたね。

 


午前中は朝方に降った雨の影響で路面がウェットでしたが、午後はドライとなり気温19~23度・路面温度17~20度くらいでした。明日は朝から晴れで気温は17度くらいまで上がるようです。

 

今日の午後は、明日の耐久茶屋に参加される方の特別スポーツ走行もありました。

大きな事故はありませんでしたが、通常の転倒や接触、走行中の落とし物が何件かありました

 

落とし物の中には、ブレーキパッド、チェーンスライダー(アクスル通し)、タンクパッドです。

ブレーキパッドを固定するピン、それを留めるクリップはワイヤーロックをして下さい。

アクスルシャフトは、しっかりとトルク管理で締め付けて下さい。

どの落とし物も、ご自身が怪我をするばかりか、前方や後続ライダーに危害を与えかねません。実際、バンクセンサーに乗り上げて転倒し、骨折などの大怪我をされている方も多いです。

 

一般道に比べ、サーキットを走っていること自体にリスクがあります。そのリスクを少なくするのも多くするのも参加者のひとりひとりの心構えで大きく変わります。

 

 

レースは準備がとても重要です。

慌ててサーキットに来れば、走行時間に終われてしまい、やるべき作業も疎か(確認不足など)になりがちです。準備ができていなくては、走り前に走ることに対してに集中できません。(イメージトレーニング、やるべき課題の整理など)。結果、それが無駄な転倒に繋がったりすることも多いです。

 

また耐久レースとなると、ライディングスキルや車両差が大きく接触事故も起き易いのが現状です。

レースとは言え、スリップストーリームから出てすぐに相手のラインに寄せながら入ったり、抜きざまに相手の走行ライン上に入り急ブレーキなど、相手の行き場を失わせるような、自己本位の走りは重大な事故に繋がっています。

MotoGPのように高いライディングスキルのライダー同士、同じカテゴリーの車両でレースしている訳ではないのです。

 

ルールを守ることはもちろんのこと、マナーの部分でも走行には気を付けて頂き、参加されるレースを楽しんで頂ければと思っております。

 

ご理解とご協力のほど、宜しくお願い致します。

 

これから、気になるMotoGPのチェックでもしようかな。

 

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Twitter <@kazuto_sakata>

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