全日本選手権/「J-GP3チャレンジクラス/J-GP3特別参戦枠」について | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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近年、Moto3の低年齢化が進んでおり、日本人ライダーが、アジア・タレント・カップを経由してMotoGPのMoto3クラスに参戦する場合、18歳という年齢がひとつの区切りとなる傾向にあります。

 

MAXラインで逆算すると、アジア・タレント・カップを経由した場合、アジア・タレント・カップでは16歳までに成績を残し、CEV Moto3ジュニア世界選手権やレッドブル・ルーキーズ・カップでは17歳までに成績を残さないとMotoGPのMoto3クラス参戦が厳しい環境となっています。

 

独自のルートを切り開けば状況は変わってきますが、昔と大きく様変わりしたMotoGP界に個人で道を切り開いていくのはとても困難です。

 

今年、アジア・タレント・カップ、CEV Moto3ジュニア世界選手権、レッドブル・ルーキーズ・カップのいずれかの選手権を参戦する予定だった日本人ライダーもこの6ヶ月の遅れは1年の遅れに等しいです。

現在もアジア・タレント・カップ、CEV、レッドブル・ルーキーズ・カップは開催されていません。


MotoGP界を目指していた若手ライダーにとっての今シーズンは、新型コロナウィルスの影響を大きく受けてしまい、既に色々な意味でとても厳しいシーズンとなってしまったのではないでしょうか…。

 

Twitter <@kazuto_sakata>

 

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  <MFJ ONLINE MAGAZINE HP>

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、全日本選手権のスケジュールは大幅に変更となり、さらに10月のMotoGP日本グランプリも中止となりました。また、アジアタレントカップも今年度の開催や来年度に向けた選手募集が不透明な状況が続いています。

つきましては本年度の全日本選手権J-GP3クラスにおける「J-GP3チャレンジクラス」並びに「J-GP3特別参加枠」に設けたスカラシップについては保留とし、アジアタレントカップ(ドルナ)の動向決定後に最終判断をおこないます。

● 国内競技規則書(121頁)および3月4日付MFJHPにて告知した以下のスカラシップは保留となります。

1. J-GP3チャレンジクラス

・全日本第6戦オートポリス大会時点のチャレンジクラスランキング最上位者1名に2021年アジアタレントカップの年間参戦資格が与えられる。

・ランキング最上位者は、2020年のアジアタレントカップもてぎ大会のワイルドカード 参戦権を得ることが出来る。

 

2. J-GP3チャレンジクラス/J-GP3特別参加枠
    MFJ推薦枠

・J-GP3チャレンジクラスおよびJ-GP3特別参戦枠の参戦者のうち、全日本選手権第2戦から第6戦および鈴鹿選手権第2戦(5月16-17日)のうち3大会(異なるサーキ ットの大会)以上参加した者から最大2名をアジアタレントカップに推薦する場合がある。

 

 全日本選手権「J-GP3チャレンジクラス」「J-GP3特別参戦枠」について