以下、各クラスの決勝リザルト <motogp.com>
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■■■■■■ Moto3 決勝リザルト ■■■■■■
<L.ダッラ・ポルタ/3連勝で今季4勝目を飾った/motogp.com>
<WORLD STANDINGS/motogp.com>
決勝レース:王者ダッラ・ポルタが日本GPから3連勝。
マシントラブルのマシアが最後尾から3位表彰台。小椋が4位。鈴木、佐々木、鳥羽は転倒。
第18戦マレーシアGPの決勝レース(周回数17ラップ)は3日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、7番グリッドからスタートした19年王者のロレンソォ・ダッラ・ポルタが最終ラップに抜け出して、第16戦日本GPから3戦連続4勝目を挙げた。
気温32度、路面温度47度のドライコンディションの中、13番グリッドのセルジオ・ガルシアは0.410秒差の2位。日本GPの5位を上 回る自己最高位の2位を獲得すれば、11番グリッドのジャウメ・マシアは、サイティングラップでバイクがストップしたが、最後尾グリッドからスタートする と、0.803秒差の3位でフィニッシュして、第6戦イタリアGP以来今季4度目の表彰台を獲得。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを争う、14番グリッドの小椋藍は、0.885秒差の4位。5番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは5位。
ポールポジションのマルコス・ラミレス、3番グリッドのジョン・マックフィー、12番グリッドのアロン・カネト、19番グリッドのトニー・アルボリーノ、18番グリッドのニッコロ・アントネッリがトップ10入り。
ウォームアップ走行で1番手に進出した4番グリッドのアルベルト・アレナスは、ホールショットを決め、トップグループで走行していたが、最終ラップに転倒して12位でフィニッシュ。23番グリッドの真崎一輝は18位完走。
9番グリッドのガブリエル・ロドリゴは、トップに飛び出した6ラップ目の4コーナーで今季13度目の転倒。直ぐ後ろの2番手を走っていた2番グリッドの鈴木竜生と10番グリッドのアロンソ・ロペスは、横転したロドリゴ車に激突して転倒リタイア。
8番グリッドの佐々木歩夢、17番グリッドの鳥羽海渡、15番グリッドのアンドレア・ミニョの3人は9ラップ目に転倒リタイア。
チャンピオンシップは、総合2位カネトが総合3位アルボリーノとのアドバンテージを14ポイント差から15ポイント差に拡大。総合4位ラミレスは総合3位に対して、16ポイント差まで接近した。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、ヴィエッティと小椋のギャップが26ポイント差から24ポイント差に詰まり、最終戦決着となった。
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■■■■■■ Moto2 決勝リザルト ■■■■■■
<A.マルケス/2位に入り、2019年Moto2クラスのチャンピオン獲得>
<B.ビンダー/2戦連続、今季4勝目でランキング2位へ浮上/motogp.com>
<WORLD STANDINGS/motogp.com>
決勝レース:マルケスがチャンピオン、ビンダーが今季4勝目。
ルティは3位表彰台。ビエルゲとナバーロがトップ5。長島8位。
第18戦マレーシアGPの決勝レース(周回数18ラップ)は3日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたポイントリーダーのアレックス・マルケスが0.758秒差の2位でフィニッシュ。最終戦バレンシアGPを残して、19年シーズンのタイトルを獲得した。
気温33度、路面温度52度のドライコンディションの中、3番グリッドのブラッド・ビンダーは、ホール ショットを決め、レースの主導権を握り、4ラップ目にはらんで3番手に後退したが、8ラップ目にトップの座を挽回。最後まで安定したラップを刻んで、前戦 オーストラリアGPから2戦連続4度目の優勝を挙げれば、5番グリッドのトーマス・ルティは、2.683秒差の3位に入り、第16戦日本GPから3戦連続 7度目の表彰台を獲得。
4番グリッドのチャビ・ビエルゲは、今季の最高位となる4位。12番グリッドのイケル・レクオナは5位。22番グリッドのロレンソオ・バルダッサーリは6位。
2番グリッドの長島哲太は、序盤3番手を周回していたが、10.180秒差の8位。8番グリッドのマルセル・シュレッター、ウォームアップ走行で1番手に進出した10番グリッドのルカ・マリーニがトップ10入り。17番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは11位。
チャンピオンシップは、総合1位のマルケスと総合3位から2位に浮上したビンダーとのギャップが28ポイント差となったことから、タイトル争いに終止符が打たれた。
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■■■■■■ MotoGP 決勝リザルト ■■■■■■
<M.ビニャーレス/今季2勝目を飾りランキング3位に浮上/motogp.com>
<WORLD STANDINGS/motogp.com>
決勝レース:ビニャーレスが10戦ぶりの2勝目。
マルケスとドビツィオーソが表彰台。ロッシ4位、リンス5位、ポールポジションのクアルタラロは7位。
第18戦マレーシアGPの決勝レース(周回数20ラップ)は3日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、2番グリッドからスタートした総合4位のマーベリック・ビニャーレスがオープニングラップからレースの主導権を握り、第8戦TTアッセン以来10戦ぶりに優勝を挙げ、今季初めて総合3位に浮上した。
気温32度、路面温度44度のドライコンディションの中、11番グリッドのマルク・マルケスは、オープニングラップで9人を抜き、トップを 追走して3.059秒差の2位。第4戦スペインGPから15戦連続17度目のトップ2入りを達成して、ホルヘ・ロレンソが10年に樹立した年間獲得ポイン トの記録を更新。
10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソと6番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、3位争いを展開。ドビツィオーソが0.354秒差で競り勝って今季9度目の表彰台を獲得すれば、ロッシは4位。
7番グリッドのアレックス・リンスは、他車との接触でフェアリングが破損したが、5位に進出。
所属チームのホームレースとなった3番グリッドのフランコ・モルビデッリとポールポジションのファビオ・クアルタラロは6位と7位。4番グリッドのジャック・ミラーは8位。8番グリッドのダニロ・ペトルッチは9位。
ウォームアップ走行で初めて1番時計を刻んだ13番グリッドのジョアン・ミルは、他車の転倒を引き起こす接触で、レースディレクションからロングラップペナルティが課せられて10位に進出。
9番グリッドのヨハン・ザルコは、9番手走行中の17ラップ目に他車との接触が原因で週末3度目、今季16度目の転倒。5番グリッドのカル・クラッチローは、12番手走行中の15ラップ目に今季10度目の転倒でリタイアした。
チャンピオンシップは、総合3位に浮上したビニャーレスと総合4位に後退したリンスのギャップは7ポイント差に広がった。
次戦の最終戦バレンシアGPは、20年目の開催となるサーキット・リカルド・トルモで2週間後の15日に初日、17日に決勝レースが行われ、19日からは2日間のオフィシャルテストが予定されている。