今後活躍しそうな、個人的に気になる日本人ライダーを挙げてみました。
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山中琉聖 選手 (ヨーロッパのチーム:JUNIOR TEAM ESTRELLA GALICIA 0,0)
<FIM CEV Repsol> <fimcevrepsol.com>
『全日本ロードレース選手権 』、『アジア・タレント・カップ 』、『レッドブル・ルーキーズ・カップ 』、『Moto3™ Junior World Championship (Moto3™ジュニア世界選手権/CEV) /1勝を挙げ現在ランキング6位』を経て、2020年 MotoGP (Moto3クラス) へのフル参戦が発表されました。
琉聖は、2014・15年 MFJロードレースアカデミー、2015年 MuSASHi ハルク・プロ スカラシップ (第1期生) に在籍しておりました。
MFJロードレースアカデミーとMuSASHi ハルク・プロ スカラシップ出身のライダーが、はじめてMotoGP (Moto3クラス) へフル参戦することになりました。もちろん、琉聖の努力が大きいですが、個人的にも嬉しいですね。
13歳でMFJロードレースアカデミーに入校した頃は、小さい体格ながら器用にバイクを操る姿がとても印象的でした。以前は、走り出すとレース展開を考えながら走ることが苦手で、その場の勢いだけで走ってしまうこともしばしばあり、その影響で転倒や優勝を逃してしまうこともありました。今では、色々な経験を積んで大きく成長していっているように感じます。
まずは、Moto3™ジュニア世界選手権/CEVが3戦 (5レース) 残っているので、調子を上げつつ、しっかりと成績を残して欲しいです。
そして、2019年 日本GPのワイルドカード参戦で、インパクトある走りを魅せて欲しいですね。
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國井勇輝 選手 (ヨーロッパのチーム:ASIA TALENT TEAM)
<FIM CEV Repsol> <Red Bull Rookies Cup>
今年は『Moto3™ Junior World Championship (Moto3™ジュニア世界選手権/CEV)/2勝を挙げ現在ランキング4位 』と『レッドブル・ルーキーズ・カップ (シーズン終了)/ランキング7位 (2勝) 』でダブルタイトルの獲得かと思われました。まだCEVはシーズンが終わっていませんが、これまでで唯一 日本人ライダーで2勝を挙げています。
しかし、ワイルドカード参戦した8/4 チェコGPでエンジンストールしたライダーに追突し怪我をしてしまいました。昨年も同じ時期に怪我をしてしまい、2年連続で怪我に泣くシーズンとなってしまっている。
一日も早く怪我を治して、残り3戦 (5レース) Moto3™ Junior World Championship へ完全復活して欲しいです。
勇輝も2015年 MuSASHi ハルク・プロ スカラシップ (第1期生) に在籍していました。
落ち着いた性格で年齢にそぐわない冷静さを持っていて、クレバーな一面があると思います。
気になるのは、いまだホンダ・チーム・アジアのライダーラインナップの発表がありません。
小椋藍選手は継続参戦が濃厚と思われますが、もうひと枠も日本人ライダーであれば勇輝は濃厚だと思われます。果たして誰になるのか気になるところです。
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埜口遥希 選手 (ヨーロッパのチーム:ASIA TALENT TEAM)
<FIM CEV Repsol> <Red Bull Rookies Cup>
私の記憶ではロードレースデビュー時から56レーシングに所属しており、CBR250R Dream CUPに参戦後、『2018 アジア・タレント・カップ/ランキング2位 』。2018 全日本ロードレース選手権 筑波では、レース1で優勝。
今年から『Moto3™ Junior World Championship (Moto3™ジュニア世界選手権/CEV)/現在ランキング22位 』と『レッドブル・ルーキーズ・カップ (シーズン終了)/ランキング3位 』に参戦中。
アグレッシブで積極的なタイプで物怖じしないレースをする。今後が楽しみなライダーですね。
順調に成績を残せれば、2021年にMotoGP (Moto3クラス) にフル参戦となるのではないでしょうか。恐らく2020年にスポット参戦の可能性もあると思います。