「web スポルティーバ/最高に盛り上がった鈴鹿8耐。 だが、その結末の後味は悪かった」に、今回のゴタゴタの経緯と筆者の意見が書いてあります。
個人的には、とても分かり易く納得できる解説がされていると思います。
<優勝を飾ったKawasaki Racing Team Suzuka 8H/web スポルティーバ>
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以下、主観です。
ヤマハにとってはぬか喜び。カワサキにとっては自らの転倒により赤旗終了となってもレギュレーション上は優勝なので当然のリザルト。
個人的な憶測ですが、おそらく「終盤の激しい好レースに水を差したくない」「最後まで良いレースで終わらせたい」「感動的なフィナーレを迎えさせてあげた」という想いで、主催者側は無事にレースが終了することを祈っていたと思います。
個人的にはその想いも良く理解できます。レース主催者はエンターテイメントとしても成功を収める必要があると思います。
第1の疑問
レース終盤に小雨が降り始めて、闇夜のナイトセッションで視界が悪いレースの中、白煙を上げた車両がコース横断し残り時間5分を切った辺りでマシンを止めた、ということを加味すれば、その時点でセーフティーカーの介入もしくは赤旗掲示が妥当だったと思います。
ライダーの視点で考えれば、ライダーの安全第一が最優先事項だと思うからです。もっと大きな事故に繋がる可能性があったと思います。結果的には「残り僅か2周されど2周」となってしまいました。
第2の疑問
大きな大会なだけに暫定結果を遅らせてでも、しっかりとレギュレーションを精査すべきだったのではないでしょうか。
第3の疑問
FIMが主管するレースで、MotoGPとSBKは「赤旗が提示後の5分以内ルールあり」とEWC (耐久)「赤旗が提示後の5分以内ルールの明文化なし」という、MotoGPとEWCにルールの相違があることが問題だったようです。
個人的には、FIMが主管するレースであれば、EWC (耐久) ならではの特別なルールを除き、それ以外は共通のルールにすればこのような混乱が起きなかったのではないでしょうか。(5分以内ルールがないのは、EWCならではの特別ルールと捉えてしまえばそれまでですが…。)
おそらく鈴鹿サーキット側には、何の落ち度もないはずですが (FIMが全てを仕切っているはずです)、この件で何らかのバッシングがあったことでしょう…。
鈴鹿8時間耐久ロードレースの歴史に残る好レースとなるはずだったが、結果的には違った意味で語り継がれるレースとなってしまったように思えます…。
今回の件を真摯に受け止めて頂き、今後このようなことが起ないよう何らかの改善策をして頂きたいですね。何より大きな事故に繋がらなかったことが、不幸中の幸いだったと思います。
あくまで主観ですので、ご了承下さいませ。
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