ツインリンクもてぎ/もてぎレーシングスクール | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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昨日、11月1日 (木) はツインリンクもてぎのレーシングスクールで、インストラクターのお仕事でした。

 

天気は朝から快晴でしたが、空気は冷たかったです。

 

天気予報よりも最高気温は上がらず、最高気温は17度でした。

それでも、風がなかったので日向にいるとポカポカ陽気でした。

 

今回のインストラクターは、「青木宣篤選手」「高田速人選手」「私」の3人で行いました。

チーフインストラクターの五百部さんは、メカニックとして車両を管理して下さいました。

 

前回同様に今回も250クラスを担当しました。250の参加者は5名となり定員です。

今回は、3クラスとも定員でしたね。

250クラスのインストラクター車両のみ、MuSASHiスカラシップで使用しているCBR250Rをお借りしています。

 

 

<インストラクター車両/CBR250R>

 

 

【レーシングスクールの内容】

フルコース走行時間は、たっぷりの30分×4回の走行。

レーシングスクールは、少人数制でフルコースを貸切。

走行後はグループに分かれて、毎回ディスカッションを行います。

 

レーシングスクールが行われる日は、レーシングスクールメインでスケジュールが組まれており、それ以外の時間帯で他のスポーツ走行枠が組まれているのです。

そのためレーシングスクールは、無理のないスケジュールが組まれています。

 

走行前のディスカッションで、参加者の苦手なコーナーや改善したい点を話し合い、まずは1本目の走行を行ないました。

 

走行で気付いた問題点は、今回、5人中4人の方が極端なつま先乗りをしていました。

MFJロードレースアカデミーの子供たちも、最初の受講時は、多くのアカデミー生も極端なつま先乗りをしていて、それを改善することがまず最初に行なうことです。

 

同じく今回の参加者にも極端なつま先乗りを行なわないようにアドバイス致しました。

そのため、基本となる姿勢作りとそのメリットをお話し、その他にライン取りや走り方をお伝えしました。

 

2本目、3本目はペースを気にせずに少しでも課題をクリアするように走行して頂き、先導走行後は、私は後ろから参加者の改善点や癖をチェックしました。

 

走行を重ねる度にライディングスタイルが良くなり、参加者の方が「以前より身体が動けるようになった」「フロントの荷重が少なくなり乗りやすくなった」などと好感触を得て頂けたようでした。

 

4本目の走行は、先導走行を中心に行ない、結果的に5人中4人の方が自己ベストを更新することが出来ました。タイムUPも良いことですが、何よりも極端なつま先乗りが改善されて良かったです。

 

 

<タイムスケジュール>

 

 

スクールで新しいことにトライする場合。

タイムアップ出来なかったから成果がなかったと言う訳ではなく、新しいことにトライしているので、タイムが落ち込んだり停滞することは多々あります。実際、タイムに現れないところで、良くなっているところがあるはずです。点と点が線になれば、必ず大きな成果となりますから、今後の練習でも課題を継続的に行なうことをお勧め致します。

 

一日通してコンディションが安定していました。気温は15~17度、路面温度は20~25度でしたが、路面温度以上にコース上はコンディションが良かったです。体感では路面温度が30度くらいあるグリップ感でした。

 

そして、今回は転倒者が0名でした!「ゼロ」「ZERO♪」です。

今日も無事にレーシングスクールを終えることが出来ました。皆さん、本当にありがとうございました。

 

またのもてぎレーシングスクールへのご参加をお待ちしております。