MotoGP/R4 スペインGP 全クラス 決勝リザルト | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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R4 スペインGP/5月6日(日) 決勝

 

70年目のシーズンとなるMotoGPも、いよいよヨーロッパラウンドに突入。

第4戦 スペインGPの決勝レースが、へレスサーキットで行われました。

 

Moto3  :DRY 気温22度/路面温度19度 (路面温度は測定ミスのように感じます)

Moto2  :DRY 気温23度/路面温度36度

MotoGP:DRY 気温25度/路面温度40度

 

今後のチャンピオンシップを占う意味でも、非常に重要となるヨーロッパでの緒戦。

今回のラウンドは、レースウィークを通して全クラスがDRYセッションとなりました。

 

決勝レースでは、全クラスにおいてランキング上位のライダーが転倒。特にMoto3とMotoGPクラスでは、表彰台圏内のバトルで多重クラッシュとなり波乱の決勝レースとなりました。

 

 

以下、各クラスの決勝リザルト

 

 

■■■■■■  Moto3 決勝リザルト  ■■■■■■

 

 

 

<P.エッテル/GP参戦91戦目で初優勝/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

波乱のレースとなったMoto3クラスは、2度の多重クラッシュが発生した中で、KTMが22戦振りに表彰台を独占。

ラスト4周となったバックストレートエンドの第6コーナーで、トップグループ内を走行していた14番手スタートのカネットがブレーキングをミスしてランキングトップのマルティンに追突、そのままバスティアニーニとアルボリーノをなぎ倒す形で、トップ争いの4人が一瞬にして転倒リタイアとなった。

 

2番手スタートのフィリップ・エッテルは、難を逃れて残り3周もトップを守り切り、GP参戦91戦目で初優勝を挙げた。

KTMに昨年6月の第6戦イタリアGP以来16戦振りの優勝。ドイツ人としては、2012年10月の第17戦オーストラリアGP以来94戦振りの優勝をもたらし、22年前に96年5月の第5戦イタリアGPで優勝を挙げた父親ピーター・エッテルに続き、史上7組目となる親子優勝を挙げた。

 

 

優勝  P.エッテル

2位   M.ベツェッキ

3位   M.ラミレス

 

6位   鈴木竜生 … 最終ラップで大きく順位を上げた。

9位   鳥羽海渡 … ラスト3周時点で3位を走るものの、表彰台獲得ならず。

12位 佐々木歩夢 … 厳しいレースウィークとなったが、12位でポイント獲得。

15位 小椋藍    … ワイルドカード参戦となったが、15位で貴重な1ポイント獲得。

20位 真崎一輝 … オープニングラップの第2コーナーで発生した多重クラッシュで

                         押し出される形でコースアウトを強いられて20位で完走。

 

 

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■■■■■■  Moto2 決勝リザルト  ■■■■■■

 

 

 

<L.バルダッサーリ/GP通算2勝目を挙げ、ランキング2位へ急浮上/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

ポールポジションのロレンソォ・バルダッサーリが独走で2016年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来となる通算2勝目を挙げ、ランキング5位から2位に急浮上した。

14番手スタートのミゲール・オリベイラは、2.851秒差の2位に入り、第2戦アルゼンチンGPから3戦連続となる表彰台を獲得。

3番手スタートのフランセスコ・バグナイアは、6.250秒差の3位に入り、2戦連続、今季3度目の表彰台を獲得してランキングトップをキープした。

 

 

優勝  L.バルダッサーリ

2位   M.オリビエラ

3位   F.バニャイア

 

13位 長島哲太 … 今季初ポイント獲得。

 

 

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■■■■■■  MotoGP 決勝リザルト  ■■■■■■

 

 

 

<M.マルケス/今季3度目の表彰台となり2連勝を飾った/motogp.com>

 

 

http://www.motogp.com/ja/twitter_update/2018/05/06/major-moment-for-marcmarquez93/257828

マルケスは高速コーナーであわや大転倒となるスライドを紙一重で回避。ゼブラゾーン上の走行からのマシンを寝かし込んだ際、前の周に転倒者がコース上に出した砂の上に乗ってしまい、マルケスのリアタイヤが大きくスライドするも転倒回避。

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

前戦に続き、ディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケスがレース後半から独走体制を築き今季2勝目を飾った。昨年同様に、フリー走行で転倒を喫しても、決勝レースでは転倒をしないで優勝を飾るマルケスの強さが際立ったレースとなった。

 

その後方での2位争いは、ラスト8周で多重クラッシュが発生。

4番手走行中のペドロサは、18周目の第6コーナーでロレンソのイン側から進入した際に接触。ロレンソはアウト側に位置していたドビツィオーソと接触して3人が転倒リタイアとなった。

 

 

優勝  M.マルケス … MotoGPクラスで37勝目。

                            GP通算63勝目を挙げてランキングトップへ浮上。

2位   J.ザルコ     … ランキング上位陣の転倒により、一気にランキング2位へ浮上。

3位   A.イアンノーネ … MotoGPクラスで初の2戦連続表彰台獲得。

 

12位 中上貴晶 … 3戦連続のポイント獲得。