Moto2・Moto3のプライベートテストが、11月16・17日にスペインのヘレスサーキットで行われました。
22日からは、当地でMotoGPクラスのプライベートテストが予定されています。
<Moto2クラス リザルト>
シーズン終盤に3連勝を挙げランキング3位となったM.オリビエラが絶好調。
2016 Moto3クラスのチャンピオンのB.ビンダーもシーズン終盤からの好調を維持。
2018 Moto2クラスのチャンピオン争いは、マルケス、オリビエラ、パッシーニ、ビンダー、バニャイア (日テレ表記) が行うのではないでしょうか。
オリビエラ、パッシーニの2人は、速さと強さはありますが安定感が課題となりそうです。
2人共、125・Moto3時代にランキング上位に位置していましたが、シーズン通しての安定感が足りずにチャンピオンを獲得していません。
2017 Moto3クラス チャンピオンとなったJ.ミルは、トップから1.223秒差。まずまずのスタートと言えると思います。ミルにも注目していきたいですね。
また来年は、KTMシャーシを使用するライダーが増えるので、勢力図が変わることもあるでしょう。
ダークホースは、ケント (2015 Moto3チャンピオン) とミル (2017 Moto3チャンピオン) と言った辺りでしょうかね。
<2017 Moto3 チャンピオンのJ.ミル。2018はMoto2に参戦/motogp.com>
■ ミゲール・オリビエラ
スペイン選手権時代は、現地でビニャーレスよりも評価の高かったオリビエラですが、届きそうで届かないチャンピオン。
2010 スペイン選手権で、マーベリック・ビニャーレスに最終戦で破れてランキング2位。
2011からMotoGPのMoto3クラス参戦。
2015 Moto3クラスで、終盤3連勝を挙げるものの、ドイツGPにて怪我での欠場が大きく響きランキング2位。(チャンピオンとなったD.ケントとのポイント差は6P)
125クラス (2011年) とMoto3 (2012年〜) クラスで、5年間参戦するもチャンピオン獲得ならず。
2016からMoto2参戦。
2017年 ランキング3位
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<Moto3クラス リザルト>
Moto2クラスと比べると参加台数が少ないMoto3クラス。今年に限ってではないですが、例年より少な過ぎる印象があります。
2018 Moto2クラスのチャンピオン争いは、2017 ランキング4位のJ.マルティンを筆頭にA.カネット、バスティアニーニ、ディ・ギャナントニオが行うのではないでしょうか。
ダークホースは、ラミレス、ロドリゴと言った辺りでしょうか。