R14 アラゴンGP/9月24日(日) 決勝
決勝レースは、全クラスがドライコンディションで行われました。
朝のウォームアップ走行中に霧が発生したため、タイムスケジュールが一部変更となりました。
Moto3の決勝レースは、20Lap→13Lapへ変更となりました。
以下、各クラスの決勝リザルト
<Moto3 決勝リザルト>
<J.ミル/今季8勝目を挙げてランキング2位とのポイント差を81Pとした/motogp.com>
<WORLD STANDINGS/motogp.com>
■ 気温22度。路面温度30度のドライコンディションの中、レース周回数は20Lapから13Lapに変更されて決勝レースが行われた。
予選6番手のミルは、トップ集団の中でチャンスを伺っていた。そして、最終ラップでトップに出るとディ・ギャナントニオとバスティアニーニを抑えて今季8勝目を挙げた。ミルはGP通算9勝目を挙げ、次戦の日本GPでのチャンピオン獲得に王手をかけた。
予選14番手のディ・ギャナントニオは、0.043秒差の自己最高位タイとなる2位。2戦連続5度目の表彰台を獲得。
予選2番手のバスティアニーニは、レース序盤から積極的にトップに出る走りを見せたが、トップから0.051差の3位でチェッカーを受け今季2度目の表彰台を獲得。
P.P.スタートのマルティンは、レース終盤ポジションを挙げることが出来ず4位に終わる。
ランキング2位のファナティーは10位。ランキング3位のカネトは予選3番手から5位。
鈴木竜生は … 9番手スタートの13位。今季8度目のポイント獲得。
佐々木歩夢 … 17番手スタートの佐々木は16位となりポイント獲得ならず。
鳥羽海渡 … 27番手スタートから28位となった。
チャンピオン争いは、現在ランキングトップのミルが、ランキング2位のフェナティに対して、それまでの61ポイント差から80ポイント差に拡大に成功した。
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<Moto2 決勝リザルト>
<モルビデリが今季8勝を挙げてランキング2位とのポイント差を21Pとした。/motogp.com>
<WORLD STANDINGS/motogp.com>
■ 気温26度。路面温度37度の決勝レース。
ランキングトップで予選4番手のモルビデリが、スタートから飛び出し独走態勢を築く。しかし、レース終盤に予選2番手スタートのパッシーニがモルビデリに追いつき、最終ラップまで激しいトップ争いを行う。第8コーナーから第9コーナーの切り返しで、モルビデリがパッシーニのインに飛び込みトップに立つとそのまま押さえ込みトップでチェッカーを受けた。
モルビデリは、今季8勝目を挙げてランキング2位のルティートの差を21Pと差を広げた。
パシーニは、0.145秒差の2位となり、今季3度目の表彰台を獲得。
ポールポジションスタートのオリベイラは、0.577秒差の3位に入り6度目の表彰台を獲得。
予選10番手の中上貴晶は、7,630秒差の8位。
予選24番手の長島哲太は、18位。
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<MotoGP 決勝リザルト>
<M.マルケスが2連勝を挙げ今季5勝目。ランキング2位とのポイント差を16Pとした/motogp.com>
<3位 ロレンソ/優勝 マルケス/2位 ペドロサ>
<WORLD STANDINGS/motogp.com>
■ 気温27度。路面温度40度のドライコンディションで決勝レースが行われた。
FP4と予選Q2で転倒を喫し予選5番となったマルケスは、12周目に2番手、16周目にトップ立つと僅か1秒前後のアドバンッテージを守りきりトップでチェッカーを受けた。
マルケスは2戦連続5勝目、最高峰クラスで33勝目、アラゴンで2年連続4勝目、チャンピオンシップ史上6人目となるGP通算60勝目を達成した。
またチャンピオン争いにおいて、ライバルたちとのアドバンテージ拡大にも成功した。
2位には予選6番手のペドロサがレース後半からの追い上げを見せては、安定したラップを刻んで順位を上げ、ラスト3周で2番手に浮上して0.879秒差の2位に入った。
ホンダのファクトリーチーム、レプソル・ホンダが第4戦スペインGP、第10戦チェコGPに続き、地元で今季3度目となるワンツーフィニッシュ。
予選2番手のロレンソは、ホールショットを決めて前戦を再現するようにレースの主導権を握るが、レース後半の16周目にマルケスにパスされて、2.028秒差の3位でチェッカーを受けた。
第4戦スペインGP以来となる今季2度目の表彰台を獲得。
ポールポジションのビニャーレスは、5,256秒差の4位。
3番手スタートのロッシは、5.882秒差の5位。