MotoGP/R12 イギリスGP 全クラス 決勝リザルト | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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R12 イギリスGP/8月27日(日) 決勝

 

決勝レースは、全クラスがドライコンディションで行われた。

 

以下、各クラスの決勝リザルト

 

 

<Moto3 決勝リザルト>

 

 

 

<A.カネット/4戦振り今季3勝目を挙げてランキング2位に浮上。ランキングトップのJ.ミルとのポイント差は64P/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ フリー1とフリー2でトップタイムを出していたカネットは、予選でそのタイムを上回ることなく予選17番手と下位に沈んでしまった。

レース序盤は、ミルとフェナティーがトップグループを引っ張って行くが、後続を引き離すことが出来ず、3番手スタートのロドリゴ、9番手スタートのゲバラも2人に絡んでいく。その遥か後方で、16番手スタートのカネットがラップごとにポジションアップを図る。

レース後半には、カネットとマルティンがレースを引っ張って行き、ミルとフェナティーは5・6番手辺りへとポジションを落とす。

ラスト2ラップの16コーナーで、予選9番手のゲバラと予選10番手のベンスナイデルが転倒したことから、レースディレクションはラストラップの17周目に赤旗を提示。

ラスト2ラップ、16周目が終了した時点の順位が適用された。この時、トップで通過した16番手スタートのカネットが優勝となり、15番手スタートのバスティアニーニは、0.063秒差の2位に入り今季の最高位に進出。8番手スタートのマルティンは、0.111秒差の3位に入り、2戦連続6度目の表彰台を獲得した。

 

11番手スタートの鳥羽海渡は、D.N.F.。

予選でペナルティーを課せられ18番手スタートとなった鈴木竜生は、11位でポイント獲得。

19番手スタートの佐々木歩夢は、ポイント圏外の18位完走。

 

 

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<Moto2 決勝リザルト>

 

 

 

<中上貴晶が今季初優勝。昨年のオランダGP以来となるGP通算2勝目を挙げた/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ MotoGP昇格が発表された直後のレースで、中上貴晶が今季初優勝、GP通算2勝目を挙げた。

レース序盤は、予選2番手のマルケスが抜け出したように見えたが、予選3番手でランキングトップのモルビデリが徐々にその差を詰めて、2台によるトップ争いとなる。その後方では、中上、パッシーニ、ルティーが3番手争いを行う。

レース中盤で、マルケスとモルビデリのバトルが始まると2台ペースが落ちてしまう。その影響もあり後方の中上が徐々に2台に近づいてくる。

迎えた11周目の14コーナーで、トップのマルケスがスリップダウン。これでトップはモルビデリ、2番手に中上となる。続く12周目、中上はモルビデリとの差を一気に詰め、そのままトップへ浮上。

ウォームアップ走行でトップタイムをマークした予選4番手の中上は、トップへ浮上後、ライバルたちを引き離して、そのままトップチェッカーとなり今季初優勝を挙げた。残り2周で2番手に浮上したポールポジションスタートのパッシーニが猛追するも0.724秒差の2位となり、6戦ぶり2度目の表彰台を獲得。3番手スタートのモルビデリは、2.678秒差の3位に入り、2戦連続8度目の表彰台を獲得。

 

25番グリッドの長島哲太は、ポイント圏外の19位。

 

中上貴晶選手

予選のラスト2周に渡り自己ベストを更新して4番手タイムをマーク。そして決勝前のウォームアップ走行では好タイムでトップタイムとなる。

迎えた決勝レース。中上選手は一時ポジションを4番手まで落とすものの、レース中盤以降は徐々にペースを持ち直して、12周目にはトップへ浮上。その後もペースを維持して後続を引き離しに掛かり、18周のレースを見事な優勝を飾りました。

誰が見ても完璧な勝利でした。これで、来季のMotoGPクラスへの弾みがつきましたね。中上選手の更なる活躍を期待しましょう。

 

 

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<MotoGP 決勝リザルト>

 

 

 

<A.ドビツィオーゾが今季4勝目となりランキングトップへ/motogp.com>

 

 

<WORLD STANDINGS/motogp.com>

 

 

■ 気温25度、路面温度40度のドライコンディションの中、6番手スタートのドビツィオーゾが、ラスト3周となる18周目でトップに飛び出すと、上位陣の中で唯一リアにソフトコンパウンドのタイヤを選択した4番手スタートのビニャーレスは、0.114秒差の2位に入り、今季6度目、GP通算50度目の表彰台を獲得。

最高峰クラスで300戦目となった2番手スタートのロッシは、ホールショットを決めてラスト3周目までレースをリードするも、その後ポジションを落として0.749秒差の3位となった。4戦ぶり今季5度目、最高峰クラスで190回目の表彰台を獲得。

3番手スタートのクラッチローは、1.679秒差の4位に入り、今季4度目となるインディペンデントチームライダー勢の最高位に進出。