6月29日のブログにも書きましたが、
今年のレッドブル・ルーキーズ・カップ (Red Bull MotoGP Rookies Cup) に参戦している日本人ライダーは3人です。
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■ 佐々木歩夢 選手 (ささきあゆむ/15歳)
Red Bull Rookies Cup 2年目の参戦
過去の実績
2014 アジア・タレント・カップ／ランキング3位
2015 アジア・タレント・カップ／チャンピオン
2015 Red Bull Rookies Cup／ランキング3位
2016 Red Bull Rookies Cup／参戦中 (現時点のランキング1位)
2015 FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権／ランキング21位
2016 FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権／参戦中 (現時点ランキング5位)
実父、慎也さんは、1990年代に全日本ロードレース選手権を戦っていたランキング上位のライダーでした。当時、GPでレギュラー参戦していた小野真央の怪我により、代役としてGPへスポット参戦した経歴があります。(私の記憶では…。)
歩夢は、筑波ロードレース選手権から全日本ロードレース選手権を経験することなく、アジア・タレント・カップへ参戦。そして、現在はレッドブル・ルーキーズ・カップとFIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権に参戦しています。
全日本ライダー達のトレーニングに参加しても、身体トレーニングではズバ抜けた才能があるようです。
慎也に頼まれて、2014年に筑波サーキットで一緒に練習走行をしたことがありますが、とても良い走りをしてました。また超がつくぐらいの負けず嫌いな性格で喜怒哀楽がはっきりしています。若い時はこのくらいの負けん気が必要ですね。
今のポジションをキープすることが出来れば、Moto3への切符が舞い込んでくる可能性があるかもしれない。
<redbullrookiescup.com>
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■ 小椋藍 選手 (おぐらあい／15歳)
Red Bull Rookies Cup 初参戦
過去の実績
2015 アジア・タレント・カップ／ランキング7位
2016 アジア・タレント・カップ／参戦中 (現時点ランキング5位)
2016 Red Bull Rookies Cup／参戦中 (現時点ランキング10位)
藍も筑波ロードレース選手権から全日本ロードレース選手権を経験することなく、アジア・タレント・カップへ参戦。そして、現在はレッドブル・ルーキーズ・カップとFIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権に参戦しています。
ちなみに実姉は、JP250に参戦して活躍している小椋華恋選手です。
藍が筑波選手権で走っている頃、私が筑波サーキットでアドバイザーの仕事に就いている時には、アドバイスをさせて頂いたこともあります。周りはNSF250R参戦が多い中、藍は戦闘力の劣るRS125Rで戦っていました。教えれば出来る子という印象でしたね。筑波サーキットで、RS125Rのタイムは1分00秒台をマークしていました。
今は急激に身長が伸び、マシンとのバランスに少し苦労しているのかな。とは言え、身長の伸びしろに負けないくらい今後の伸びしろが楽しみです。
<redbullrookiescup.com>
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■ 鳥羽海渡 選手 (とばかいと／16歳)
Red Bull Rookies Cup 2年目の参戦
過去の実績
2013 全日本ロードレース選手権／ランキング13位
2014 全日本ロードレース選手権／ランキング 3位 (TEC2&TDA&NOBBY)14歳で初優勝
2014 アジア・タレント・カップ／初代チャンピオン
2015 Red Bull Rookies Cup／ランキング9位
2016 Red Bull Rookies Cup／参戦中 (現在ランキング19位）
2015 FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権／ランキング20位
2016 FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権／参戦中 (現時点ランキング4位)
2016 FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権、4月に行われた開幕戦バレンシア大会のRace2で、日本人初の優勝を飾っています。
全日本ロードレース選手権の経験があり、2014年は全日本ロードレース選手権を戦いながら、アジア・タレント・カップ／初代チャンピオンに輝いています。
福岡出身のライダーなので、あまり接点がありませんが、個人的には「初」がつくことを出来るライダーは良いライダーだと思います。
<motogp.com>
佐々木歩夢・小椋藍・鳥羽海渡、彼ら3人の今後の活躍に期待しましょう。
～ その3へ続くかも…？ ～