第4回 MFJ ロードレースアカデミー + 1dayスクール | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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6月4日は「第4回 MFJ ロードレースアカデミー 1dayスクール」のお仕事があり、ツインリンクもてぎへ行ってきました。

 

年間アカデミーのインストラクターは、私と「小林龍太選手」(2014年 全日本 ST600チャンピオン) です。

 

1dayスクールのインストラクターは、「岩田悟選手」と「大久保光選手」(2010年 全日本 J-GP3チャンピオン)です。

 

 

<アカデミー車両のCBR150R>

 

 

朝方、サーキットへ向かう時は風が強かったのですが、アカデミーが始まる頃には穏やかな天気へと変わりました。

 

 

<走行前には、必ず各自でマシンチェックを行います>

 

 

走行前にバイクへ股がり、イメージトレーニングすることはとても大事です。

何を課題として走るのか、どういう感じで体を動かせば良いのか、その時にバイクはどのような動きをするのかなど、考えれば色々と出てくるものです。

走行前に自分の中でしっかりとしたイメージがあるのと、全くイメージがないのでは大きな違いが出るはずです。

 

私はストップウォッを片手に持ち目を閉じた状態で、筑波サーキットでタイムアタックをするイメージで1周を走り、ストップウォッチのタイムと実走行でのラップタイムが同じような数字になるようイメージトレーニングしていたことがありました。

 

 

<パイロン設置で基礎練習>

 

 

今日のスケジュールは、朝から17時30分まで南コースで基礎と応用練習。

基礎練習は、ブレーキ練習・スラローム・シフトダウン練習など様々です。

スピードレンジの高いロードコースでは、リスクがありトライすることが難しいことをこの南コースで練習したり、基礎練習において、ブレーキ・アクセル・クラッチ・ニーグリップ・ステップワーク・ライディングフォームなどをスキルアップさせていきます。

 

ロードコース走行よりも南コースやマルチコースでの基礎練習が必要不可欠です。

ロードコースでは一生懸命走り過ぎたり、タイムを出すことに集中し過ぎてしまったり、スピードレンジが高いので細かい操作が的確に行うのが難しかったりするものです。

 

 

<イントラとアカデミー生のディスカッション>

 

 

南コースには休憩室(冷暖房完備)も完備されており、ほんの少しの休憩時間でも体が休まりやすいです。

でも、この日は程よい暖かさと空気が乾燥していたので、思っていたよりも汗あまり出なかったです。

コンディション的には、コースレコード日和と言ったところですね。

 

17時30分から18時30分は、1日のまとめとしてフルコースでのフリー走行でした。

走行台数は僅か10台程でフルコースを1時間も走れるのですから、「MFJロードレースアカデミー + 1dayスクール」ならではの贅沢です。

周りに邪魔されることなく、自分の課題を高いスピードレンジの中でトライしていきます。

 

しかし、私は夕方から日テレG+「MotoGP Moto3クラスの解説」があるため、後ろ髪を引かれる思いでサーキットを後にしました。

MFJロードレースアカデミーへの参加者及び関係者の方々、この度はご迷惑をお掛け致しました。

 

その後、小林龍太インストラクターからの連絡で「転倒者もなく無事に終了しました」との連絡を頂いたので安心しました。

参加者全員がリタイアすることなく1日走り切れて良かったです。

 

 

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次回「第5・6回 MFJロードレースアカデミー1dayスクール」は、7月20日(祝)・21日(木)の2日間で開催されます。インストラクターは「小山知良選手」と「宗和孝宏選手」を予定しております。

 

2016年のMFJロードレースアカデミーの受付は終了しておりますが、1dayスクールの募集は毎開催行っております。

 

スキルアップを目指したい方、少人数制の中でアドバイスを頂きたい方、長い時間練習を行いたい方、沢山のご参加をお待ちしております。