5月25日(水)は、筑波モーターサイクルスポーツ振興会 (TMCS) 主催の「八代俊二ライディングスクール」が筑波サーキットで行われまして、インストラクターとしてお仕事をしてきました。
前回のメインインストラクターが水谷勝さんで、今回は八代俊二さんですからとても豪華なスクールです。
<八代さんとTMCSのインストラクター>
八代俊二さんは、1984年に全日本選手権でTT-F1クラスでチャンピオンを獲得し、1986年には全日本選手権で500ccに参戦してランキング2位を獲得。
この年、ホンダ世界GPチームのエース、フレディ・スペンサーが怪我・欠場続きだった為、スペンサーの代役としてシーズン途中から世界選手権(WGP)の500ccクラスに急遽参戦、ランキング13位。
翌87年にはワイン・ガードナーのチームメイトとして、ホンダワークス・チームであるロスマンズ・ホンダ(HRC)から、世界選手権(現:MotoGP)に参戦してランキング9位となる。88年も同体制で世界選手権にてランキング13位。
1989年は全日本ロードレース選手権500ccクラスに参戦して、主戦場を日本に戻し、ホンダNSR500を開発する事を目的とした全日本へ参戦。
現在はダンロップタイヤや雑誌のインプレ、FIM スーパーバイク世界選手権の解説(J SPORTS 3)のお仕事をされています。
<今にも雨が降り出しそう…>
空は天気予報を裏切るような心配な雲行き…。
一日通してスッキリしない天気でしたが、走行時間中に雨が振ることがなかったので良かったです。
平日にも関わらずパドックは賑わっており、多くの方がスポーツ走行に来られてました。
<筑波サーキットのパドック>
筑波モーターサイクルスポーツ振興会のタイムスケジュールですが、
午前中は室内にてメインインストラクターのライディングレッスンがたっぷりあり、昼食を挟んで午後から走行を行います。
先導走行1本とフリー走行が3本の合計4本の走行となります。(参加クラスによります)
いつもは穏やかな走行会なのですが、今回はいつもより転倒者が多く、正直、変な緊張感がありました…。(前回は転倒者ゼロでしたのに…。)
<このスクールでは恒例のスタート練習>
走行の合間にスタート練習があります。
普段味わうことの出来ないシグナルを利用してのスタート練習です。
このスクールは、ビギナーの方からサーキットを走られる方まで、クラス分けにより幅広いニーズにお応えしているスクールです。
今回も登録車の方が多くいらっしゃいました。1日に4本の走行時間があり、何より参加料金設定がとても安いです。
ご興味のある方は、筑波モーターサイクルスポーツ振興会 (TMCS) へアクセスしてみて下さい。