普通列車と快速列車を乗り継ぐ「北海道ぐるっと乗り鉄旅・目指せ2日で1,000km!」(2014年8月30~31日)は、2日目の午後を迎え、網走駅から石北本線の旅が始まった。
我々「中年男5人衆」が乗っている網走発遠軽行普通列車(2両編成のキハ40・4662D)は、午後0時19分、呼人(よびと)駅に到着。
駅東側のトドマツと、ホームの石のブロックが心に残る呼人駅。
北見・遠軽行は、左から右に姿を現す。
何度も来たな~
入口の屋根、なんか重たそう・・
いい眺めだ・・
網走行のプラットホームから北見方面を見ると、青空に高く伸びる松林と、まっすぐ伸びる線路。
網走行の列車を待つ時は、鳥や虫たちの鳴き声を聴きながら、この景色を眺めての~んびり。
網走行列車がやって来た。
この列車とは、この旅では東相内駅で列車交換する。楽しみはもう少し待とう。
午後0時19分、4662Dは呼人駅を発車。
市街地を離れると森の中を走る石北本線。
ガタン~ゴトン~ガタン~ゴトン~♬のサウンドを森に響かせ、キハ40は時速80kmぐらいで軽快に走っている。
北海道の夏のローカル線は、何度乗っても気持ちがいいね。(2023年夏、タラコ列車より)
午後0時28分、4662Dは女満別(めまんべつ)駅に到着。札幌発網走行「特急オホーツク1号」と列車交換のため3分停車。
石北本線では列車交換が9回あって、女満別駅は最初の列車交換。根室本線(15回)ほど多くはないが、とても楽しみだ。
待つこと2分、 スラントノーズがやって来た!
4両編成の「特急オホーツク1号」。
到着後すぐに発車。先頭と後方の車両が違うので、別の特急列車が来たみたい。
次の写真は呼人駅を通過する「特急オホーツク1号」。
あれ? ヘッドマークが宗谷本線で活躍している「特急サロベツ」だ。
幕が回らなかったのかな?
後方のヘッドマークは、
「特急オホーツク」。
こんなこと、あるんだね・・笑
5時間を超える定時運行、ゴールまではあと少しだよ。
じゃじゃ~ん!これが女満別駅。1990年に建てられた立派な新駅舎は、町立図書館との併設施設。
図書館と併設している駅は、道内では確か女満別駅が初めて。当時、網走管内の社会教育施設(図書館や博物館など)に関わる仕事もしていたので、とても思い入れのある駅の一つです。
「人の集まる所に社会教育施設を作るべき」というコンセプトで建てられた新駅舎はメディアに取り上げられ、女満別町(現在は大空町)の方々が語っていたこの施設に対する熱い思いは、今も忘れませんね。
女満別に来たので、お勧めのスポットを二つ、ご紹介しましょう。
まずは「メルヘンの丘」。TVコマーシャルにも登場する人気スポットで観光パンフレットの常連。写真は小麦刈り取り後の8月中旬。国道39号線の側です。
そして、広大な「ひまわり畑」。
ここも夏の人気スポット! 女満別空港の隣接地なんですよ。
以上、女満別の観光情報でした。
さて、午後0時31分の女満別駅に戻ろう。
旅の初日に、岩見沢駅で追い越された「特急オホーツク1号」。(※この話は「北海道ローカル線旅日記!夏の根室本線①(2022年4月投稿)に登場しています)
岩見沢駅で追い越された時は「旅の2日目、女満別駅でどんな形で再会するのかな?」と思っていたが、ここまで脱落者が出ず、本当によかった・・笑
午後0時31分、
「特急オホーツク1号」が発車。
そして4662Dも、
女満別駅を発車。
※写真1~31:呼人駅→女満別駅+観光スポット
旅のゴール・札幌駅までは、女満別駅から358.6km&10時間43分。
天気はいいし、車内は人も少ないし、言うことなし! このまま楽しい旅が続いて欲しいね。
(つづく)
※追伸
「北海道ローカル線旅日記!夏の石北本線・完乗編(網走駅~旭川駅)」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
この週末から北海道も気温が急上昇! 少しずつですが、春が近づいてきましたよ。