午後3時39分、木古内発函館行普通列車は渡島当別駅に到着。

この駅舎は、心に残りますね。

 

そうなんです。近くに「トラピスト男子修道院」があるので、独特な造りになっていると思います。

駅舎の中も聖なる雰囲気。

これまでの人生いろいろありましたが、胸に手をあてて、今一度、振り返りたいと思います。懺悔・・

では、心を新たにして乗り鉄旅を再開。

午後3時39分、渡島当別駅を発車。

 

※写真1~7:印象深い渡島当別駅(写真2~7は2020年秋)

 

どう見ても複線だよね。

列車は海辺を離れ、山の中を走っているが、また、海辺にやって来た。

初めて乗る「道南いさりび鉄道」。土地勘がないので、どこを、どのように通っているのかよくわからないが(笑)、車窓からの大海原は、いつ見ても気持ちがいい!

列車は左にカーブ。

一旦、海の風景は途絶えるが、すぐに期待していた風景が待っていた!

 

遠くに見えるのは函館市と函館山。

「いさ鉄」といえば、やっぱりこの景色!

ここに駅&カフェがあったら、間違いなく人気スポットになると思う。

茂辺地(もへじ)港越しの函館山。

ここで海釣りできたら、何も釣れなくてもいいね・・

列車は茂辺地の市街地に入り左にカーブ、海岸線に別れを告げる。

あ~終わってしまった。このような車窓の景色は、もうないのかな・・泣

※写真8~13:山間と海辺を走る渡島当別~茂辺地間

 

午後3時45分、列車は木古内~函館間の中間にある茂辺地駅に到着。

泉沢駅と同じく長い線路が3本あるので、きっと列車交換で重要な役割を果たしているのだろう。

あわてて撮ると、こうなる・・笑

木古内行普通列車がやってきたが・・

「いさ鉄」車両でなく、ちょっと残念。

7分の1の確率で、いつも道内のローカル線でお世話になっている車両(キハ40・JR北海道標準色)に、ここで出会うとは・・泣

午後3時46分、茂辺地駅を発車。

次の写真は、2020年秋の乗り鉄旅。

今は(2018年の乗り鉄旅では)、その濃緑色の車両に乗っていま~す!

2年ぶりの再会。できるだけ「いさ鉄」車両に出会いますように。

※写真14~20:「いさ鉄」の中間地点・茂辺地駅

 

茂辺地駅を発車すると、また山の中へ進む。

渡島当別駅を発車した時と同じパターンだ。トンネルにも入るようだし・・

そうであれば「きっとまた海辺に出るのかな?」と淡い期待を持っていたら、また、絶景が広がってきた。

これが最後になるかもしれない。ズームアップして函館山を撮ろう。

函館山の頂上が見えるね~ 

ちなみに、頂上からの函館市街地は、このような眺めで、函館駅は左側の湾岸にあります。

列車はまた海辺を離れ、山の中へ。

季節は9月下旬。紅葉にはまだ早いが、少しずつ色ずき始めている。

 

茂辺地~上磯間は「いさ鉄」では一番長い8.8Km。

道東や道北では普通の駅間距離だが、「いさ鉄」だと妙に長く感じるな・・

※写真21~26:山間と海辺を走る茂辺地~上磯間

 

午後3時55分、北斗市の中心部にある上磯駅(3番ホーム)に到着。ちなみに北斗市は、上磯町と大野町が合併し誕生した市です。

 

上磯駅から函館駅までは、市街地を走る「いさ鉄」に様変わり。木古内~函館間は1日9往復だが、上磯~函館間の列車が1日10往復加わり、ローカル線の様相は更に薄れていく。

上磯駅は利用客が多そうだね。2番ホームは「いさ鉄」の上り列車、

1番ホームは、上磯~函館間を走る列車の専用ホーム。(と思います)

ここ、いいね。車両、見放題・・笑

本州に向かう貨物列車がやって来た!

2番ホームを通過し本州に向っているが、

どこから北海道新幹線に入るのだろう?

貨物列車に乗れれば、謎が解けるのだが・・

ちなみに、遠くに見えるのは、道南でよく知られている「太平洋セメント(株)上磯工場」です。

※写真27~34:上磯駅を境にがらりと様相が変わる「道南いさりび鉄道」(写真28~34は2020年秋)

 

営業距離は短いが、いろいろ変化に富んでいる「いさ鉄」。車窓からの眺めもいいし、単線好きとしては列車交換もあって、とても魅力的。

 

1回乗って少し勝手がわかってきたので、ここから木古内駅へ戻ろうかな・・笑

 

(つづく)

 

※追伸

「北海道ローカル線旅日記!秋の道南いさり鉄道+寄り道編④」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 

 次回で函館駅に到着です。