午後3時6分、日本屈指の秘境駅!小幌駅に初上陸!🙌

遂に来たね~駅のホームに降りて、こんなに感動したことはないと思う・・笑

原生林に囲まれた

トンネルの間にある小幌駅。

トンネルの間隔は100mもないので、振り返るとトンネルがすぐそこにある。

小幌駅に到着する普通列車は、長万部(おしゃまんべ)行きが1日4本、東室蘭行きは何と2本(15:50・19:44)。

日が暮れる前に小幌駅を去らないと、大変なことになるので、44分後の東室蘭行きに乗ることにしよう。

さて、どこから撮影しようか?

悩んでいる時間はない・・ぐるっと見回して・・よし、あそこだ!

 

駅西側のトンネル横の斜面で、列車を待つことにしよう。

撮影ポイントに駆け上がり、一気に到着。日頃のテニスは、こういう時に活きる。

どうやら上陸者は私を含めて3人。ひとりぼっちでなくて、よかった・・笑

 

鳥の囀りに包まれながら、列車を待つ。今日も至福の時、到来!

 

お~!踏切警報機が鳴りだした。列車が来るぞ~!

午後3時17分、函館発札幌行「特急北斗13号」が通過(撮影時間:27秒)。

 

また警報機が鳴りだした。次は何がくるのかな? 

午後3時28分、本州からの貨物列車が通過(撮影時間:41秒)。

 

そして本日のお目当てが、遂に登場!

午後3時35分、札幌発函館行「特急北斗14号(キハ281系)」通過!

(撮影時間:47秒)

特急「北斗13号」と「北斗14号」。

7~8月の夏休みや、キハ281系の定期運行終了迫る9月は、きっと全国から多くの鉄人が来ると思う。

今日はひっそり佇む小幌駅。来てよかった。

 

帰りの列車の発車時刻まで、あと10分少々か・・帰りたくな~

でも・・帰り(下り)のホームに行こう。とり残されないように。

 

下りのホームから見た、駅の西側です。

こちらは駅の東側。

あら?看板にヒラメの絵がある!釣り人が来るんだね。でも海岸への道は、人が一人歩ける程度の小道のはず。

急な坂が続くと思うので大変だと思うが、その分、釣れるのだろう。久しぶりに海釣りをしようかな?

午後3時50分、長万部発東室蘭行普通列車(481D)が到着。

後ろ髪を引かれる思いだが、デクモ(H100系気動車)に乗るしかない・・泣

デクモ、発車。

※写真1~12:全国秘境駅ランキング第1位の常連「小幌駅」でした。

 

これで今日のミッションは、ほぼ終了。ここまで、ほとんど立っていたので、さすがに疲れてきた。

 

でも・・座席は埋まっているようだし、出入口ドアの前に立って、車窓の景色を楽しむか・・苦笑

実は、このエリアの複線区間には、上下線が離れていることがあり、景色が少し違う。

 

ここもそう。長万部方面への上り線は、真下の海沿いを走っている。

高い所から見るのも、いいね。

※写真13:美しい大岸~豊浦間の車窓の景色。「夏の室蘭本線①」の写真23と同じ付近の写真です。

 

午後4時21分に有珠駅を発車した481Dは、水田地帯を走っているが、進行方向右側に、突如、発射前のロケットのような巨大な煙突が出現。これは目立つ。

※写真14:伊達火力発電所(有珠~長和(ながわ))

 

午後4時26分、481Dは長和駅に到着。

ここから伊達紋別~北舟岡~稀府(まれっぷ)までは単線区間。

すぐに札幌発函館行「特急北斗16号」が通過。キハ281系との列車交換も、これが見納めかも・・

 

特急列車通過後、デクモも発車。単線区間に入る。

※写真15~17:楽しい単線区間(長和駅)

 

午後4時半を回り、日が少しずつ傾いてきた。481Dは伊達紋別駅を発車し、大好きな北舟岡駅に近づいている。

車窓からは光り輝く海。

北舟岡駅と海の眺めもいいですね。

午後4時34分、北舟岡駅に到着。列車交換のため1分停車。室蘭本線のダイヤは正確、さすが大動脈。

ただ停車時間が短いのは、私のような旅人には残念。仕方ない・・妄想で北舟岡駅を楽しもう・・笑

 

北舟岡駅で列車交換した函館発札幌行「特急北斗11号」。

8分後にやって来た、レッドベアー(DF200)が牽引する上り貨物列車。

長和駅で列車交換した札幌発函館行「特急北斗16号」。

午後4時36分、東室蘭発長万部行普通列車が到着。現実に戻り、妄想終わり。

本日、4回目の列車交換!

単線区間の楽しみは、これだよな~!

東室蘭行・481Dは北舟岡駅を発車。

※写真18~27:また来るよ、北舟岡駅

 

午後4時48分、481Dは崎守駅に到着。

遠くに見えるのは室蘭駅方面と大黒島と思うが、ここから見えるんだね。

※写真28:プラットホームからの眺めがいい崎守駅

 

午後4時48分に崎守駅を発車した481Dは、東室蘭駅まで多い曲線区間と、進行方向右側にある大きな工場群を通り、午後4時58分、終着・東室蘭駅に到着。

本日の乗り鉄旅も、ここで一旦終了です。

※写真29:乗客を降ろしたデクモ、お疲れさま!(東室蘭)

 

今回は短いルートでしたが、天候に恵まれ、ず~と行きたかった北舟岡駅、小幌駅で鉄分補給をして、最高の乗り鉄旅となりました。

札幌駅から「一日散歩きっぷ」で来れるので、またぶらりと乗り鉄旅をしたいと思います。

 

旅日記の最後は、落日の北舟岡駅。

 

 

※写真30~32:いつまでも心に残る「海線」でした。

 

 (終わり)

 

※追伸

「北海道ローカル線旅日記!夏の室蘭本線(東室蘭~小幌)」をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 

先月と昨日放送されたNHK-BS「呑み鉄本線日本旅・夏の室蘭本線」で、六角さん、小幌駅に初めて来て喜び、また、北舟岡駅では停車時間を利用して、ホームから嬉しそうに海を眺めてました。

そして、旅のラストはキハ281系「特急北斗16号」で長万部駅へ・・北海道の鉄道をお楽しみいただき、またPRしていただきまして、ありがとうございます。

 

私も同じような行程で旅してましたので、何回も見て楽しんでいます。

やっぱりいいですね、鉄道の旅は!

 

次回は函館本線・山線(小樽~長万部)の旅。10月14日に「日本鉄道開業150周年」を迎えるので、それに相応しいのはSLかなと思い、古ネタですが、2014年秋のSLニセコ号の旅日記をご紹介します。

 

今後もどうぞ、よろしくお願いいたします。