あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

本年(2021年)は根室本線開通100周年!(1921.8.5開通) 

記念の年に花咲線旅日記をご紹介でき、光栄です。

※写真1:厚岸湾岸を走るキハ54(門静~厚岸)

 

それでは乗り鉄旅を続けましょう。

 

午前8時41分、釧路発根室行普通列車(5629D)は、上尾幌駅に到着。

おや~? キハ40が待っている・・

花咲線はキハ54が主力と思っていたが、厚岸~釧路間を走る普通列車は、キハ40も活躍しているんだね。

約135kmの花咲線で列車交換可能駅は6駅。これも貴重な列車交換。

 

 

※写真2~6:希少価値の高い花咲線のキハ40(釧路行き・上尾幌駅)

 

上尾幌駅を発車したキハ54は山間の曲線区間を走り、

牧草畑の側を大きくカーブ、

直線区間でスピードアップし、軽快に走り続ける。

キハ54の影がくっきり。後方デッキからパチリ。

※写真7~10:山間区間から平野部へ(上尾幌~尾幌)

 

午前8時50分、尾幌駅に到着。

あら~北海道らしい駅舎だな~

貨物列車の車掌車を転用した「車掌車駅舎」だが、塗装の絵が何とも北海道らしい・・

きっと旅人の目に留まるのだろう。

※写真11:北海道ローカル線名物・車掌車駅舎の尾幌駅

 

尾幌駅を発車すると列車は尾幌原野へ。

青い空・白い雲・緑の大地!

これぞ北海道のローカル線!

※写真12:自然豊かな車窓の景色が続く(尾幌~門静)

 

列車は門静駅を過ぎ、厚岸湾にやって来た。

 

うわ~綺麗だな~

朝日に輝く厚岸湾!(進行方向右前方)

 

ここで降りたいね。(進行方向右後方)

落日の厚岸湾もいいですよ。

湾の向こうに見えるのが厚岸の市街地。

お昼の列車が「ガタン~ゴトン~ガタン~ゴトン~🎶」と、リズミカルな走行音を残しながら通過。

※写真13~19:絶景!冬の厚岸湾と花咲線(門静~厚岸)

 

折り返し列車があれば厚岸駅で降りて、もう一度、車窓の絶景を楽しみたいね。

 

ちなみに2019年10月以降、この列車は厚岸湾沿いをゆっくり走っています。

※写真20:「地球探索鉄道・花咲線」PRパンフレット(2019年10月~2020年3月バージョン)

 

午前9時3分、厚岸駅に到着。

この車両は、色鮮やかだな~

凍結防止のため、連結機にはカバーがされている。(道内の他の車両も同じです)

 

 

 

※写真21~24:根室行普通列車・厚岸駅到着(2020年2月・キハ54地球探索鉄道ラッピングトレイン。2018年11月運行開始)

 

今日は厚岸駅では降りないが、厚岸駅に来た時に立ち寄る場所が、ここ!

上の写真に写っているピンク色の歩道橋を渡り、徒歩約7分。

道の駅がある小高い丘からの眺めで、厚岸の市街地を一望できる、お勧めスポットです。

 

この写真は厚岸の市街地西側。駅近くのピンク色の歩道橋が見えますね。遠くに見えるのが厚岸湾。

次の写真は厚岸の市街地東側。遠くに見えるのは厚岸湖(厚岸湾と繋がる汽水湖)。

厚岸駅を発車した根室行き列車は、この立体交差を右から左へくぐり、厚岸湖岸を進んで行く。

※写真25・26:眺めも気持ちもいい、厚岸の朝

 

これは厚岸駅にあった花咲線のポスター

厚岸と言えば牡蠣(かき)!

大きくてプリプリして美味しいですよ。

※写真27:「地球探索鉄道・花咲線」PRポスター

 

そして何と言っても「氏家かきめし」! 

お店は厚岸駅前にあります。

昔からの人気駅弁で、創業は厚岸に鉄道が開通した1917年。

花咲線全線開通前の創業とは、凄い歴史。

※写真28・29:花咲線の名物駅弁・厚岸の「氏家かきめし」

 

NHK-BS3「呑み鉄本線日本旅!夏の花咲線」で、六角さん、駅の跨線橋の階段に腰掛けて、この駅弁を美味しそうに食べてましたね。

私も大好きです!ただ、何度か売り切れでした・・泣

 

  (つづく)

 

 

※追伸

「北海道ローカル線旅日記!冬の花咲線(釧路駅~根室駅)」をご訪問いただきまして、ありがとうございます。

 

新型コロナウイルスの影響で自由な旅が難しい状況が続いておりますが、少しでも旅気分を味わっていただければ幸いです。