2018年秋の夕張支線。廃止が迫る最後の秋の週末は、全国から撮り鉄さんがここに集結。詳しくは、後ほど。

※写真1:絶景!秋の夕張支線(鹿ノ谷~清水沢・10月中~下旬)

 

さて、乗り鉄旅を続けよう。

午後0時37分、千歳行普通列車(2628D)、鹿ノ谷駅を発車。

 

 

 

※写真2~5:ローカル線の風情に満ちた秋の鹿ノ谷駅(10月上旬・11月上旬)

 

季節は盛夏の7月下旬。

車窓から流れる爽やかな夏風とディーゼルのエンジン音・・いいね~今日も幸せな乗り鉄!

 

おっ、夕鉄バスの本社を発見!

廃止になった夕張鉄道と、ほぼ同じ区間を運行している夕鉄バス。当時の夕張鉄道に想いを馳せながら、今度乗ってみよう。

市街地を過ぎると、列車は深緑のエリアに進む。時速50kmぐらいかな~のんびり眺めるには丁度いい。

これは閉山した北炭平和炭鉱の「ずり山」。車窓から眺められる炭鉱遺産。

※写真55~57:道道の側を走る夕張支線(鹿ノ谷~清水沢)

 

列車はブレーキをかけながら左カーブを曲がり、隣を走る道道に別れを告げる。

あっ!トンネルが見えてきた!

お~トンネルが二つ!

これもかつて「国鉄・夕張線」が複線だったことを示す鉄道遺産。

やはり両側の車窓の景色を見ないと、見逃すものはある。

時速20kmで静かに、静か~に年代物のトンネルを通過(9月下旬)。

※写真6~11:鉄道遺産を直に味わう(鹿ノ谷~清水沢)

 

トンネルを通り過ぎると深緑の森へ。

自然に囲まれた北海道らしい車窓の景色は、いつ見てもいいね~

時速約45kmと思うが、もっとゆっくり眺めていたい。「ミーン~ミーン~♪」蝉の合唱も、凄いですよ~

列車(2628D)は、連続するS字カーブを、まもなく通過。

先頭車両はキハ40北海道恵シリーズ「道央・花の恵み」。

 

澄み切った青空! 寒暖差が大きい秋の朝は、空気が冷えて視界もすっきり!

美しいね~早く列車が来ないかな~ 

 

ここで待つこと約3時間・・

やっと来ました2628D!

秋は色彩が多彩。

紅葉に包まれる夕張支線。

キハ40は撮り鉄さんの注目を浴びながら、いつも静かに通り過ぎて行く。

季節を夏に戻し・・

午後0時45分、まもなく清水沢駅に到着・泣(※次の写真は夕張行2629Dです)

※写真11~22:「乗って良し!撮って良し!」の鹿ノ谷~清水沢

 

いつまでも記憶に残る、残したい夕張支線です。

 

 (つづく)

 

※追伸

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