午前11時40分、深川発増毛行普通列車(4925D)は、峠下駅を発車。
恵比島峠を越え留萌地方にやって来たが、相変わらず空はスカッとした快晴!本当に気持ちのいい乗り鉄旅が続いている。
※写真1:峠下駅発車するキハ54
ちなみに峠下駅は、六角精児さんが「呑み鉄本線日本旅・秋の留萌本線」で留萌駅の駅弁を プラットホームでいただいた駅。
あっ!あそこだ!駅名看板に向かって左側の電柱下の木のプレート!
あそこで六角さん、新聞紙を敷いて座って駅弁を堪能してましたね。
※写真2・3:鳥のさえずりと虫の鳴き声に包まれる峠下駅
※写真4~6:峠下駅を発車した4925D。初めて見たキハ150とキハ54の2両編成。(2019年11月上旬)
峠下駅からは、山間に作られた細長い水田地帯に沿って走る留萌本線。
直線区間は短く右へ左へカーブが続く。
※写真7:実りの秋を迎える山間の水田(峠下~幌糠)
午前11時45分、列車はまもなく幌糠駅に到着。
※写真8:深緑の夏を走る増毛行普通列車(峠下~幌糠)
※写真9:豪雪地帯の車掌車駅舎・幌糠駅
カンカンカンカン・・・踏切の警報音が遠くから聞こえ、4925Dがやって来た。
※写真10・11:軽快に走り去る4925D(幌糠~藤山・10月中旬・9月上旬)
林の中から4925Dがひょっこり姿を現す・・
※写真12・13:まもなく藤山駅到着です。(幌糠~藤山・9月下旬)
午前11時52分、藤山駅到着。
藤山駅は六角さんが「呑み鉄本線日本旅」で降りた駅。「次の増毛行の列車まで約3時間もあるので、何をしよう?」と話してましたね。その気持ち、わかります。
藤山駅に来て驚いたのが駅舎。お城を思い起こすような外観は、北海道では珍しい。
更に驚いたのが入口に貼ってある「マムシ注意!」のお知らせ。
ほんとか?と思いながら駅舎右側の木の下を歩いていたら、何と足元にマムシ発見!お気を付けください。
藤山駅は無人駅。でも駅舎内の清掃は行き届いている。きっと地域の方々が駅を大切にしているのでしょう。
駅ノートがあったので、私も記念にメッセージを書き残し、長椅子の上に立ててパチリ!
六角さん・・増毛行の列車が来るまでの間、あの角で、ワンカップで一杯やっていましたね。
※写真14~16:六角さんが佇んでいた藤山駅
さて、旅を続けよう。
午前11時52分、藤山駅発車。
※写真17:2019年11月上旬の4925D。ラベンダーカラーなので富良野線から来たのだろう。馬力あり。
次の大和田駅までは、山間を流れる留萌川に沿うように走る留萌本線。ここも曲線区間が多い。
※写真18:峠を越え下り傾斜の留萌本線を快走する4925D(幌糠~大和田)
午前11時57分、大和田駅到着。
※写真19・20:車掌車駅舎の大和田駅
午前11時57分に大和田駅を発車した列車は、留萌市の市街地に入り留萌川を渡るが、2016年8月は史上初めて1か月で3つの台風が北海道に上陸し、各地で河川の氾濫が発生。
留萌川も川幅いっぱいに流れ、川の濁りが台風の影響を物語っている。
※写真21:台風による大雨の影響が色濃い留萌川(大和田~留萌)
午後0時4分、留萌駅到着。駅の敷地が広いな~
かつては留萌市から日本海沿岸を北進する国鉄・羽幌線(留萌~羽幌~幌延・141.1km・1989年廃止)が乗り入れていた留萌駅。
プラットホーム奥の敷地には、線路が何本も敷設されていたのだろう。
※写真22~25:4925D・留萌駅到着
4925Dは、留萌駅に到着するとすぐに2両目と3両目を切り離し、ここからは2両編成。
3両目は午後0時15分発・深川行普通列車となる。
留萌駅では降りる人以上に乗る人が多く、列車がさらに混んできたので、3両目も乗客を乗せて増毛駅に行きたいね。
※写真26・27:手早い作業!4925Dの車両切り離し(留萌駅)
留萌駅では13分停車。早速、駅探索!
留萌と言えば、夕陽と数の子!
※写真28:夕陽が印象に残る留萌駅の看板
観光名所・黄金岬は、綺麗な夕陽が訪れる人を魅了する。
いいね~しばらく佇んでいこう・・妄想で・・
※写真29・30:黄金岬の夕陽
(つづく)
※追伸:「北海道ローカル線旅日記!夏秋の留萌本線」をご訪問いただきまして、ありがとうございます。