今年で運行開始から37年目を迎える釧網本線の名列車「くしろ湿原ノロッコ号」。
子どもだった1970年代、釧路発網走行の普通列車は蒸気機関車やディーゼル機関車が客車を牽引していて、ゆっくり流れる車窓の景色にとても魅了されましたが、「くしろ湿原ノロッコ号」はあの頃にタイムスリップできる唯一の列車!
しかし、その名列車も今年(2026年)が遂にラストラン。
車両の老朽化に伴う引退なので、いつかは訪れる運命ですが、とても残念です・・泣
今回は2019年(運行開始30周年)、2024年(運行開始35周年)に乗った時の記録や記憶をたどりながら、旅日記を綴りたいと思います。
それでは釧路駅へレッツ・ゴー!
ここは2019年9月の釧路駅。
これから「くしろ湿原ノロッコ2号」に乗車! 久しぶりのノロッコ号なので、うわ~楽しみだ!
お~やって来ました「くしろ湿原ノロッコ2号」~3番線に入線です。
客車を牽引するディーゼル機関車(DE10-1661号機)は、いつ見ても旅の風情があっていいものだ。
30周年記念のヘッドマークをパチリ。
蛇行する釧路川と広大な釧路湿原、そして国の特別天然記念物に指定されている丹頂鶴。いろんな要素が詰まったヘッドマークだと思う。
客車中央部の側面には、ノロッコ号名物・でかサボ!
人気のある指定席は満席だが、大好きな自由席のボックス窓側席をゲット。これで旅の準備はOK!
そして2024年8月の釧路駅。
この日乗ったのは「くしろ湿原ノロッコ94号」。この時間帯に走る「ノロッコ号」は2020年から運行しているが、この日が初乗り。
この日はDE10 -1660号機が牽引。かなりの年月を走っていると思うが、一日も長く活躍して欲しい。
35周年記念のヘッドマークをパチリ。
「もしかしたら35周年はないかも?」と心配していたので、今日乗れて本当によかった。
行先表示のサボも35周年記念モード。
では乗りましょう。
まずは指定席。一番乗りして車内を即パチリ。右側は進行方向左側(西側)で、釧路湿原や蛇行する釧路川を眺めることができる。左側の席の背あてバーを左に傾けると、西側に向かって座ることができる。なるほど!
振り返ると、エゾ鹿と丹頂鶴も乗車していた。ドキッ・・
次は大好きな自由席。ご覧のとおりキハ40にそっくり。
フル稼働しているのは絶滅危惧種の「首振り扇風機」。国鉄時代の車両を示す「JNR」のロゴは、令和でも感じられる昭和の香り。北海道の夏はこれでなきゃね!
子ども頃から数えきれないほど乗った「キハ22・キハ27・キハ56・キハ40」のボックス席。ここに座るといろんなことを思い出す・・
大学時代は釧路駅から「急行ニセコ2号」「急行狩勝2号」に乗って、およそ6時間かけて札幌駅へ行ったが、ず~と車窓の景色を眺めていたり、一期一会に出会いがあったり・・本当に懐かしいな~
今日はなんて贅沢な旅なのだろう・・
いよいよ発車です。自由席は地元の家族連れが多いですね。きっと大切な想い出になるでしょう。
発車の様子は車内動画でどうぞ。(くしろ湿原ノロッコ2号は午前11時6分発車)
・発車案内アナウンス。
【撮影時間:17秒】
・午後3時23分「ノロッコ号」発車!
向かいにある4番ホームと5番ホーム。昔はその2線が釧網本線のホームだった。何度も乗り降りしたホーム。懐かしいわ~
【撮影時間:56秒。6秒後汽笛あり】
・「ノロッコ号」駅構内から本線へ。
ディーゼル機関車の加速音と線路切り替えポイントの「ガタン~ゴトン~♬」が、たまらないね・・泣
【撮影時間:56秒】
・「ノロッコ号」釧路川鉄橋を通過。
【撮影時間:31秒】
釧路川鉄橋の通過シーンです。
動画もありますよ。
【撮影時間:30秒】
釧路湿原や釧路川の眺めが車窓から広がる前に、「くしろ湿原ノロッコ号プリン」を車内の売店でゲット!
確か、釧路市内の洋菓子店とコラボしてつくられた逸品。後ほど、食べようね。
車内放送にあったように、乗務員さんから釧路発塘路行の乗車証明書をいただきました。
2019年9月の乗車証明書。
2024年8月の乗車証明書。貴重品です。
列車は東釧路駅を発車し、只今、遠矢駅付近の直線区間を走行中。
進行方向左側(西側)の遠くに、釧路湿原が広がってきた!いよいよだね。
子どもの時も眺めていたこの風景。
あれから約50年経ったのか・・時の流れは本当に早い・・
列車はその後左にカーブし、進行方向を北東から北へ変え、只今、直線区間を快走中。
きっとここは「ノロッコ号」が一番速い速度で走る区間。窓から流れる爽やかな風が気持ちいいですよ~
通過シーンは動画でどうぞ。
【撮影時間:35秒】
客車4両だと「ガタン~ゴトン~♬」が連なって聞こえる!!今となればノロッコ号以外では聞けない無形文化財だ。
ここを過ぎると景勝地を紹介する車内放送が流れ、(進行方向左側の景色です)
【撮影時間:57秒】
空気圧ブレーキ音をズ~♬と響かせながら列車は速度を落とし、湿原にせり出る山の麓をなぞるように右へカーブ。
【撮影時間:54秒】
岩保木(いわぼっき)水門を車窓からズームでパチリ。
阿寒摩周国立公園の雄阿寒岳(標高1,371m)もパチリ。
右カーブを終えた列車は、自然林に囲まれたエリアにやってきたが、民家はなく、人の気配もまったくなし。
半世紀前に比べて森が成長している気がするが、湿原の乾燥が進んでいるのかもしれない。
おや!エゾ鹿君が「ノロッコ号」を見ている。大丈夫だよ・・すぐにいなくなるからね。
「くしろ湿原ノロッコ号」の到着を待つ釧路湿原駅。
釧路湿原駅は釧路湿原が国立公園となった翌年の1988年に臨時駅として開業。1996年から常設駅になりましたが、近くに釧路湿原を一望できる景勝地があるので、いい場所に駅を設置したな~と思います。
午後3時48分、列車は釧路湿原駅に到着。
※写真1~31:ノロッコ号の乗り鉄旅(釧路駅~釧路湿原駅)
只今、楽しい乗り鉄旅の真っ最中!
旅に出て本当によかったです・・笑
(つづく)
※追伸
「北海道ローカル線旅日記!釧網本線・くしろ湿原ノロッコ号」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
北海道は春から初夏に変わりつつありますが、今年も季節の移ろいが早いですね。
明日は天気がいいので、鉄分補給のため、ローカル線を巡ってみよう!
さて・・どこへ行こうかな?笑






























