8月6日。
皆が同じものを見つめ直すにはいい日。
昨夜発表させてもらいました。
「slow time session 2」のリリースと、ライブの発表でした。
小田和奏としての音源リリースは実に2年半振り。
ずいぶんと期間が空いてしまいました。
「Nachtmusik」をリリースしてツアーを周って
その先にどういうものを作ろうかとずっと考え続けてた日々。
前作はある種のベストアルバムというか、ソロで動くようになって一つ節目のようなものに結果なったわけなんですが、
そこから、以前にも増していろんなアーティストの音楽に関わらせてもらう機会が増えて、なかなか自身のものに腰を据えて着手できなかったのも事実。
そんな中でも小さなツアーはやってきたけど、
やっぱり旅をするには新しい音楽がある方がいいし、
今の自分がどんな音を鳴らすのがいいのか、
何を唄うのが自分にとっていいのか、
考え続けて試行錯誤しながらあっという間に2年経って。
そこで考えすぎるのはもうやめにしようと。
どんなものでも、自分が作って唄うものは自分になるじゃないか、っていうシンプルな一つの答え。
ジャンルとか形態とかでなく、
今自分が鳴らしてみたいと思ったものをできるだけリアルタイムにアウトプットしていく。
そういうのが、今の時代というと大げさかもしれませんが良いのかなと今思っています。
ここ2年間で関わったアーティストとの作品作りの中で一つ。
作品作りは実験もあるよな、って思ったこと。
なんなら、生活してることや活動自体も一つの実験だったりするし、
トライ&エラーをもっと大っぴらにやってもいいよな、と。
そんなこんなで文字にするとすごい難しいこと考えてるような感じですが、
けっこうシンプルというか短絡的というか、
忙しいとか期間とか考えたりするのはやめにして、
自分の音楽もどんどんアウトプットしていこうと。
ということで、「slow time session 2」をまず作って旅をしようと。
僕個人的には仕切り直しな意味もあります。
もう一回ちゃんとゼロから歩んでいこうと。
思い返せば、1年の半分以上は自宅にいないような時もありました。
それくらい音楽と旅は僕にとって切っても切り離せないものです。
またそんな生活スタイルに飛び込めるかどうかはその時その時だと思うんですが、
音楽があふれ返る毎日に自分を置きたいし、いろんな人と一緒にライブや旅をしてみたいなと思ってます。
そういえば、人前で演奏して唄うようになってたぶんもう20年なんですよね。笑
アニバーサリー的なことは何も考えてもないですが、
自分が音楽を作ること、演奏すること、唄うこと。
それで向かい合ってる人や隣にいる仲間が嬉んだり一緒に噛み締めてもらえたりすることが自分にとっての生きがいなんです。
そんなわけで長くなりましたが、
もう一度、ここからはじめていこうと思います。
「slow time session 2」2019.09.22 in your hand.
詳細後日発表
いつものおだかずおるかるのメンバーで作ります。
明日リズム録りなんです(今からかい!!)。
それから、
その旅の話。
まず3公演発表になりました。
9/22(日)東京都・下北沢440
「slow time session」
18:30/19:00 前売3000円(+1drink order)
Act：小田和奏-Kazusou Oda Acoustic Trio-
Guest：竹森マサユキ / 村松徳一
この日はトリオ編成で。
レオちゃんはスケジュールの都合で今回は不参加。
9/28(土)広島県・広島ヲルガン座
「ひとりむじーく 2019秋の広島編」
18:00/18:30 前売3000円(+1order)
Act：小田和奏弾き語りワンマンライブ
地元に帰る機会がいろいろ増えているのは単純に嬉しい。
自分のものやカヴァーとかも織り交ぜてたくさん唄いたいと思っています。
10/13(日)宮城県・名取Cafe the EACH TIME
「ひとりむじーく 2019秋の宮城編 "Run&Sing"」
18:00/18:30 前売3000円(+1drink order)
Act：小田和奏弾き語りワンマンライブ
こちらはあれです。東北みやぎ復興マラソン今年も走るんです。
限界に挑戦。いや、ドMとかそういうことじゃないです。
これも大いなる実験なんです。笑
唄うことと走ることと、自分の好きなことであふれ返るんですから、
身体的には悲鳴あげてても、精神的には幸せです。あれ、これってドM？
去年は4時間走って2時間唄いました。
今年は3時間半以内で走って2時間唄おうと思います。
この3公演以外もいろいろ計画中です。
なので、そちらもお待ちください。
もちろん、みなさんが旅がてらで来てもらったら大いに喜びます。笑
2週間出っ放しの旅とか、東京での他のアーティストの制作もあるので、そういうのは現状なかなかできないけど、今の自分の最大限を作って歩いていこうと思います。
という、新しい作品に向かっていくお話でした。
楽しみにしててください。
そんなわけで、今日もこれからレッスンとプリプロダクション。