こんにちは。辻 和司 つじかずし です。
大阪で お茶の山城(株式会社 山城物産)という日本茶製造卸です。
梅雨、真っ只中ですが、茶業界は二番茶の時期(もう終盤ですが)にあたります。
今日はお茶の選定(静岡茶)をしましたので、その様子を、、、、
(産地の農家さん、産地問屋さん、今年もありがとうございます)
まず、拝見盆にお茶をいれ、茶葉の外観を確認します。
ここで、茶葉の香り、色、質感?等を拝見します。
(ここで鼻や上半身が、お茶まみれになってゆきます、、、、)
そして、
試験茶碗に茶葉を入れ、お湯を注ぎ内質を確認します。
茶葉の香り、お茶の水色、味わい、澱等、拝見します。
いろいろな緑の色が有ります、微妙ですが、、、
(左に淹れた茶葉が並んでいます)
ここで、最初の外観で持った印象通りのお茶、ばかりだといいのですが
大きく異なるお茶もあるんです。
(私がまだまだ未熟という事でも有ります、はい、、、)
お茶それぞれの個性的な特徴が沢山有って、いつも考えさせられます。
京都工場の仕上げ担当 高橋茶師と検討します。
それぞれの好みが有りながら、いかにお茶を正確に把握できるかどうか、、、、
これがなかなか難しいんです。
また、お茶の評価が分かれることも多々で、あーだ、こーだ
終いには、もう一回見直し、、、なんてのも結構あります。
そして次々と、、、
(今度はお腹の中から、お茶まみれ?になってゆきます、、、、)
先ほどとは違うお茶です、分かります??
そして分からなくなったり、集中が鈍り出すと、、、
網戸ごしの窓の外を見て、ボーッとします。
(ここでも茶畑の風景なんですが、、、、、)
ちなみに、
今日は54種類のお茶を拝見しました。
選定に関する鼻も舌も、そして集中力も厳しくなってきますが、、、
(お腹も空いてきます、、、、)
高橋君と検討しながら、お茶を決めます。
(産地、価格、お茶同士の組み合わせによる相性を考えます)
いつか、多くのお客様とこのお茶の選定会を出来たら、、、と思っています。
(本当にお茶まみれになります)
お茶しか有りませんが、お茶の事ばかり沢山お話し、
お客様がおいしい! と思われる
お茶を考えてゆきたいと思った一日でした。