昨日、松原市議会議員選挙が開票されました。

定員18名に対して、23名の候補者が立候補、5名落選するという激戦でした。

党派別で言うと、自民・公明・共産が4名、維新が3名、立憲1名、無所属2名が当選、私の友人は2名とも当選しましたが、下位でした。

落選は、無所属新人ばかり5名、無所属の新人が一人も勝てなかったということになります。

私の4月の選挙も無所属候補が2名落選、過去無所属現職でトップ当選を果たしていた議員が、初めてトップ3を外しました。

考察するに、ほぼ大阪だけに維新の候補者がいるわけで、政党が1つ多いことになります。

前回の統一地方選挙の時は、維新旋風が吹き荒れ、多くの議員を誕生させたので、他の政党が危機感を持ち、どちらかというと個人の力のみで選挙をしていた公認候補に、政党が前面に出て選挙が行われるようになったと思います。

立憲などは初めての大阪での自治体選挙だったので、枝野代表、辻元国対委員長までも現場に入ったようです。

自民も多くの著名な国会議員が応援に駆けつけていました。

結果、本市では自民党が躍進しましたし、松原でも自民党新人が2位当選という結果を出しました。

その分松原では、維新の現職はトップ当選したものの、新人2名は下位の当選と、以前の勢いはないように思います。

この流れが続くと、今後は無所属議員が、政党公認議員の組織力、政党の人気に押され厳しい選挙が続くようになります。

無所属で戦う(私も含めて)議員は、腹を据え日々の活動に精進しなければ勝てません。

特に無所属新人は、知名度がないうえに、公認候補と違い、選挙直前にビラなどを作成したら違反になりますし、大きなハンデをしょいます。

さらに両市に共通しますが、若いや女性という条件は大して有利な結果をもたらしませんでした。

今後は、無所属でチャレンジする新人は時間をかけて地道に活動していかないと、当選を勝ち取ることが難しいというのが大阪の特異性だと感じています。