予算委員会で通った修正案は本会議で否決されました。

予想していたこととはいえ、残念な結果です。



修正案に反対した会派の討論を聞いても、我々の主張と大差なく、ただ賛成するか、主張したことを要望して反対に回るかだけの違いです。



ある会派の議員一人一人と話をすれば、ほとんど私と意見が一致していたのに共産党が乗っかった修正案には賛成できないようです。それでは市民の皆様の方向を向いているのかと疑います。



私の行財政改革の姿勢は、議員の中でも一番共産党とは距離がありますが、すべてが一致しないのもおかしな話です。



今回、昭和29年市制が導入されてから始めて提出された修正案が可決されたそうなので、最終的には否決になりましたが、57年間の歴史上一度もなかったことがおこったということは、価値あることだと思います。



全国で議会不要論がおこる中、行政が提出した議案を一度も議会が修正し可決したことがなく、ほとんど承認してしまうなら不要論を甘んじて受けなければなりません。



河内長野市議会に、蟻の一穴を開けられたのではないかと自己満足しています。