他者に対する理解が自分の理解につながり、さらに人間一般への理解につながっていきます。さまざまな他者の思いや他者が生きている条件を理解することで、自分中心の見方から他者と共生する世界へと見方が広がっていきます。他者とともに生きることでさまざまな視点でものごとが考察できるようになるのです。そして自分の見方を公平なものにしようとする「平等」という考えも生まれてきます。