本は暗記するものではなく、理解したり、楽しんだりするものです。おもしろかったり、感動したりすると印象がずっと頭に残ります。これが読書体験です。

 自分にとって大切だと思ったところは、書き写したり、線を引けばいいわけです。それを後で読み返すと、また新たな発見があったりします。気になれば、もう一度読み返すのもいいでしょう。まったく前と違った印象を受ける場合もあります。

 自分の印象に残った本が大事な本です。大事な本は頭の本箱に並んでいるのではないでしょうか。

 

写真は島根県「足立美術館」です。