人間関係はお互いに認め合うことによって成り立っています。つまり、承認関係が人間関係の基本です。

 家族関係では、親が愛情を与えたり、善悪の判断を与えたりします。子供はそれに自分なりに対応します。友人関係は、信頼を与え合う関係です。お互いに尊重しあいながら、助け合います。社会にでると、人間関係のなかに利害関係や権力関係(上司や部下など)がはいってきます。

 家族の愛情関係も友人との信頼関係も社会の権力関係も、共通しているのは承認関係です。生きるということは他者の承認を必要とするのです。

写真は島根県「木綿街道」です。